闇に響くのは

  しゅるぅぅぅぅ、しゅるしゅるぅぅぅ〜。
昨日深夜。
電気を消した寝室に聞こえてくる奇音。




「まさか、アイツここまで持ってくるつもりか?」
無視、無視(−−;
布団を深くかぶって寝たフリを決め込む。
  しゅるる、しゅるしゅるる。
やがて部屋の中でする奇音。


何の音かって?
愛猫がお気に入りのおもちゃで私たちに遊んでもらおう、と
自分の基地から引きずって持ってくる音。
20cmほどの棒に1mくらいのヒモがくくりつけてあって。
(それぞれが壊れたおもちゃからの廃品回収再利用品)
ヒモに飛びついたり、私と綱引きしたりするのが
今一番楽しいようで。


  かりかりかり、どすんっ
なかなか起きてこない私たちの様子をチラチラ伺いながら
ひとりでヒモと格闘を始めた、のか?
そのうち聞こえてくる金属音。
  かちゃかちゃ、かちゃ。
愛猫が夜トイレに行くのに困らないように
部屋のドアを開けて固定してあるのですが
その掛け金にヒモが絡まった、と思われ(−−;
  ぎぃぃぃ〜、ばたん。
「お、おいっ、あいつドア閉めたぞっ?」
ウチの子はドアの開け閉めはできません。
掛け金の外れたドアに絡まったままのヒモを
ぐいぐいと引っ張った結果、かと(−−;
がばっ
そこでようやく愛猫からヒモを取り上げて隠して。
ふうぅ、やっとこれで眠れる。
・・・と思うでしょ?


そのあと、延々と遠吠えを聞かされましたよ(++)
  わおぉぉぅぅぅぅ〜〜ん
  (ヒモ返せぇ〜、どこ隠したのぉぅ〜)
しかもわざわざお風呂場からの遠吠えってorz