初めての眼科

自浄能力ってものがあるンだから、できるだけ薬は飲みたくない。
病院ってやたら待たされて返って疲れちゃうから、行きたくない。
・・・言い訳ですよ、はい。
分かっていますよ、ちぇ。
そんな私が数年ぶりに足を踏み入れたのは 近所の眼科でした。




3日前の夕方。
突然、左目の視界が狭まったような気がして
(ちょっと薄暗いところで数字を目で追っていた最中だったので)
「疲れ目かな、でもなんだか気持ち悪い」
と思いつつ そのままにしていた。
次の日は
まるで度の合わない眼鏡を長時間かけていた後のような
にぶい頭痛が一日中続いて 肩こりがヒドイ。
珍しく鎮痛剤なんか口にした。
昨日は頭痛や肩こりは治まったけれど
ブログの更新の最中になんだかPC画面がチラチラするような感じで
これは、と思って一大決心して仕方なく眼科へ行くことに(←遅いよっ)


これからも通院する可能性のことや
(帰りに眼帯をしては運転できないと思い)
歩いていける距離で比較的大きな眼科を探して、まず電話。
「ウチは予約制ではありませんから、直接おいでください。
 もうすでに100人ほどお待ちですけど」
えぇ〜(−−;
こりゃ、今から行っても 受付時間ギリで行っても一緒だな、と
のんびり家を出ることにした。
歩いて20分。結構遠い(地図の『歩いて○分』は信用しちゃダメだな)
10時半の待合室はほぼ満席。
たぶん、先に受付だけ済ませたのだろうと見受けられる人が
まだ後から やってくる。
なんだか、もうウンザリ(−−;


30分ほどで名前を呼ばれ、初診なので簡単な問診を先に受ける。
「今日はどうなさいました?」
と聞かれ、火曜日からのできごとをかいつまんで説明する。
「なぜ火曜日に来なかったの?」
え〜と。もう夕方だったので。
「じゃ、次の日は?頭痛もしてたよね?」
・・・。あのぅ、あまり病院とかは足繁く通うほうではなくて、ですね。
「それで、今日?」
はぁ・・・、しぶしぶ、と言いますか。
先生、あきれたような大きなため息をついた後 しばらく無言(−−;
「では、この後検査を行ってから診察になります。
 大変混みあっていますけど、お時間は大丈夫ですね?」
最後の「ね?」に文句は言わせんゾというニュアンスを感じ取りつつ
はい、としおらしく返事。


待合室で待機していると、すぐに呼ばれて部屋を移動。
なんだぁ、そんなに待たされずに済むかも?
と、案内された部屋の名前が『第2待合室』であることに気付き 凹む。
もちろんそこもほぼ満席。
よく眼鏡屋などで受ける簡単な視力検査を受けたりしながら
さらに待つ。


12時近くになってようやく名前を呼ばれる。
が、ただ単に
「この後の検査が混みあっていてまだ40分ほどかかりますが
 時間は大丈夫ですか?」
と確認されただけのこと。
そのまま待つ。


やっと検査室に案内されたのは12時半ころ。
ドーム型の物体に顔を突っ込んで目標物に視線を定める。
いろんな場所で小さく光るハズだから
光が見えたらボタンを押してほしい、とのこと。
「光探しのゲームではなく視界の検査ですので
 くれぐれも目標物から視線を外さずに」
と注意を受けていたけれど、
始まっちゃうとつい光を追っていたり
勢いでボタンを押したり
「ヤバっ」と思っているうちに次の光が・・・なんてアセアセ。
眼球の撮影も済ませて案内された場所が
『第3待合室』でももう驚く気力も無い。


1時近くになるころ やっと診察室の前まで案内され
初めて先生のご尊顔を拝す(;;) ここまで長かった。
「中へどうぞ」
と言ってくれた看護士サンに会釈しながら 先生の前へ。
火曜日からの経緯を話す。
「じゃ、これ見てください」
映し出されたのは 私の眼球のでっかい画像(@@;
おぉ〜。(←ちょっと感動している)
毛細血管がばっちり映っている。
そこでの説明としては
視界を妨げるような原因になりうるものが映っていないこと。
眼圧検査の数字も正常値であること。
今度は視界検査のデータを見ながら
「間違って押した箇所も少なくてデータ的にかなり正確。
 見えづらい、と思っている箇所はないようですよ」
とのこと。


つまり、異常はまったくなし。
気のせいってこと?
頭痛とか肩こりとかは?
え〜と。
2時間半もここにいたんですけど。
帰りに目薬すら処方してもらえなかった私って・・・(−−;


帰宅した主人に一部始終話すと
「PCのやりすぎだろ?
 これからPC前に座っていいのは一日一時間だな」
と言われてしまいました(−−;
(今日これ書くのにすでに3時間かかっているなんて言えやしないよ)


まぁ、でも。
何か大きな病気の前触れかも、とか 一人で悶々と考えているより
さっさと病院行って検査して
「異常なし」と言ってもらって安心できたってことが
今回の収穫、ですかね。


と言いつつ やっぱりあんまり足繁くは通わないと思うケド>病院