伸びない勝ち点

円陣

ロスタイム入れて残り6分。
あと少しで試合終了だったのに。

清水 1−1 横浜M
 (岡ちゃん)

岡ちゃん、粉骨砕身。
あなたのがむしゃらさが周りの選手の気持ちにも
火を点したと思う。


出だしは握られたペースも徐々にエスパに流れがやってくる。
試合前の応援練習を一切やめて試合に集中させた効果があって
いつもよりも迫力のあったサポの声援に
背中を押されて選手たちがどんどん前がかりに。
クリアしたボールがそのまま味方に渡らずにラインを越えてしまったことに
腿を叩いてまで悔しがるテルの仕草に気合の入り具合が垣間見え。
ただ。
なかなか入らない先制点。
ハーフタイムに入る少し前になるとまたペースは相手に。
結局そのまま前半はスコアレス。


後半18分、待っていた瞬間がようやく!
 
29分には相手に退場者。
たったあと15分ほどで手に入ったハズの勝ち点3。
内容、といえば ”あんまりな前節”から『気持ち』以外の
さしたる収穫は見当たらず。
その唯一の収穫になるハズだった勝ち点3がするりとこぼれて。


25分の平岡の投入は相手が高い選手を入れたことによる対策、
なのは分かるけれど 淳吾ではなく兵働ではなかったか?
ただでさえスタメンのDF陣はいつものメンバー&ポジションではなかったのに
交代によってさらにDF陣内で入替までして
選手たちに混乱はなかっただろうか?
29分に退場者が出たひとり少ないハズの相手に
やけに守り方に余裕がなくなってきたな、と思ったところで
30分 エダ投入。
テル、浩太、エダの3人がピッチに揃う。
誰がどこでどういう役割をするのか、と確認するために
テルとエダが近寄って二言三言交わしている。
二人の間で会話が成り立っていたのか、は
TBSじゃなくてもピンマイクをつけてまで知りたいところだけれど


淳吾もフェルもいなくなったあとのピッチで
攻撃にアイデアも緩急も作れないまま ぎりぎりの守備が続く。


そして42分に失点。
得点に絡んだ選手は その2分前に交代したばかりの選手だ。
その前の試合も少し前の試合も
交代したばかりの選手にやられている。


44分 ジェジン投入。
が、相手を脅かすほどの迫力のある攻めは一向に見せられず試合終了。


玉離れが珍しく良かったフェルと
その風体にも現れていた岡ちゃんのがむしゃらさ。
それだけを観られたことだけでも 良し、としようか。
ただ気になったことをひとつ。
ヤジ。
ひと攻撃終わったあとの動きがニブイ。
その後せっかく味方がボールを奪っても
ヤジが戻りきれていないせいで早い攻撃に移れなかったり
オフサイドに引っ掛かったり。
全力疾走でゴールに向かった後だとはいえ
もう少し機敏な動きを頼むよ。


中3日でアウェイ戦。
辛い6月はまだまだ続く。