次に繋がる勝ち点1

勝ち点1!

4月の観戦だというのに
マフラーや手袋やニット帽やホッカイロを
持ってこなかったこと ひたすら後悔。
ホントに寒かったーっ (><)

横浜 1−1 清水
     (西澤)

結果論だけど。
岩下投入はロスタイムぎりぎりのところでもよかったンじゃ、とか
思わなくもないけれど。
でも イイ試合を魅せてもらった。


後半開始早々、カズキが気合と根性と頑張りで奪い取ったCKを
淳吾がゆっくりセットする。
中をじっくり見る。練る。
そして放たれたボールに飛び込んだのはアニキ!
リーグ戦初ゴール!おめでとうっアニキ (≧≦)
  
ちょうどサポ側でのゴールだったので こちらの喜びも爆発!
てか淳吾が煽るのっ
両手をサポに向かってグルグル回しながら煽る。
「もっと沸けっ もっと声出せっ チカラを寄こせ」って。


試合前のシュート練習って控え組は時間を割いて長めにやりますが
この日ベンチスタートだった淳吾も何度もシュート練習を繰り返してた。
そのシュートが決まるたびにサポに向かって
両手を大きく広げて「決めたゾーっ」とアピール。
拍手を催促する。
淳吾のそういうところ、好き。
自分にプレッシャーを与え続けている。
自覚と覚悟がさせる行動だと思う。


綺麗に決まったCKからのアニキのヘッド。
この1点がもたらしたものは たぶん目に見えない精神的な拠りどころ。


自由席での観戦だったけれど
前半は私たちの周りで立ち上がって応援している人はいなくて
でも声は出ている、って雰囲気だったのに
ゴールの瞬間 ワっと一斉にみんな立ち上がって大喜びしたあと
座る人がいなくて そのまま試合終了までずっとみんな立ってた。
ピッチ内も見る見る活気ついて動きが良くなる。
追いつかれたのは残念だったけど
ロスタイムの連続CKの『ゴールコール』の迫力ったらなかった。


選手たちとひとつ。戦っている。
そんな気持ちになれた。


試合終了の笛が鳴り響き 両チームの選手たちが挨拶をすると
エスパサポ側からは大きくて温かな拍手が自然と広がっていった。
「早くこっちに来て顔を見せて。早く褒めてあげたいンだから」

引き揚げてくる選手たちを待ちきれないように
近づいてくるたびの拍手は大きくなっていく。


本当なら一番悔しいハズの引き分けのパターンだ。
苦しい時間帯を遣りこして 見事に奪った先制点だったのに
残り数分のところで追いつかれて引き分けに。
でも。
今シーズンのどの引き分けよりも手応えと見応えのあった引き分けだった。


『底』は脱した。


そう確信した引き分けだった。
気持ちのこもった引き分け。


寒くて凍えるかと思うほどの冷たい北風にさらされながら
空を見上げながら軽やかな足取りで帰路についた。
次のエスパをあれこれ楽しく想いながら。