束の間見た光

きっかけ。
強く握ったと思ってたのに。
良薬。
それが勝利だと信じてたケド。

新潟 3−0 清水

好転したかに見えたものはまだメッキだった。
思いの外 闇は深かった。


山ちゃんのコメントが全て、だ。
今季はずっとそれが引っ掛かっている。
なぜあんなに焦っているのだろう。
なぜそれほど余裕が無いのだろう。
なぜそこまで思いつめるのだろう。


得点できない。


それが選手たちの心の片隅にずっとあって
重く圧し掛かっていて 常に恐怖心を煽っている。


守備陣の深層心理にも大きな影を落としている。
「我慢して守っていれば前が点を獲ってくれる」
今はそんなふうに信頼できてないのかも。
先制できればいいけれど
先に失点してしまうと 見ているのも痛ましいほどの
焦燥感に囚われてしまう。


数少ない決定機では
自分よりも より確実なポジションにいる選手を見つけることに心を砕いて
結局シュートを打つところまでいかずに終わり
がっかりしたため息が そのまま自分の足かせになる。


これはかなりの重症なんだ、と 改めて認識。
そんじょそこらの処方箋では完治しない。


さて。どうしたものか。
日曜日にはもう試合があるというのに。
しかも次節は最も苦手な相手。


思い切って いろんな改革をしてみるべきか、と。
いろんな改革を。


現地組の皆さん、お疲れさまでしたね。
疲れをゆっくりとる間もなく出勤な方も多いと思いますが
お身体 大切に。