リーゼ・アウォーズ’08

esuparieze2008-12-31

いよいよ、大晦日
今年も残り一日となりました。
独断と偏見で表彰し続け
今年でとうとう5回目となった『えすぱリーゼ・アウォーズ』。
また懲りずに今回も勝手にやります。

『3R』賞

(リスペクト賞)
 伊東 輝悦


今年で34歳になった『サッカーの申し子』。
同年代の選手たちが次々と引退を決意したり移籍リストに載るなか
今季もほぼ全試合に出場し続けた。
普通に偉業をやってのけるのだから凄い。普通じゃない。
テルもいつかはスパイクを脱ぐ。
でもその姿を容易には想像できない。
そんな日が本当にやってくるのだろか。
語らずとも 背中でチームメイトを鼓舞するテル。
来季も頼みます。


(リジョイス賞)
 マルコス・パウロ


開幕前に初めて三保で観たとき
すでに選手の顔と名前が一致している元セレソン
まず感激した。
守備面での不安はいまひとつ拭い去れなかったけれど
ひとつ前のポジションになってからの頼もしさ、と言ったら
惚れてまうやろーっ! ← 口元は押さえながら
スルスルと攻撃に顔を出し イチをこよなく愛し
いつの間にかチームの中心に常にいるあの明るい笑顔。
ダイラの沸き具合で どれほどサポの心を掴んでいるか、がわかる。
あなたの底抜けな明るさに助けられた今年のダイラ。
本当にありがとう。


(リバイブ賞)
 西澤 明訓


ベテランの役割。
それを見事に体現し チームを助け 駒に徹し
再び 自分を求める地へ戻っていく、だなんて 格好良すぎる。
2年間、ありがとう。本当にありがとう。
アニキ魂は若い選手たちにもきっと伝わっている。
そして伝えていく。
あなたのこれからを陰ながら見守らせていただきます。
ガンバレ。



ここからは私が生観戦(35試合)した中から。
(今季の戦績18勝10敗7分・生涯戦績142勝82敗41分)

ベストゲーム

第29節 川崎戦(2−0)


あの川崎を完封し内容でも圧倒しての完勝。
試合終了間際にはパウロ&兵働で 時計を上手に進め
その落ち着きぶりに目を瞠る想いだった。
あんな戦い方ができるチームになったことを心から嬉しく思った。
守備の自信も取り戻した試合。
爽快でした。

ベストゴール

山本 真希(第28節 FC東京戦)


兵働の今季リーグ戦初ゴールも捨てがたかったけれど
第24節・札幌戦のユース出身コンビによる1点目や
第29節・川崎戦のカズキの突破から岡ちゃん粘りの折り返しエダゴールも
とっても良かったのだけれど ベストゴールは真希に。
ざ・真希。
そんな代名詞になるほどの豪快ミドルだった。
打て!と叫んだ瞬間に放たれた弾道に鳥肌。
全く末恐ろしい若武者であることよ。
『異次元の才能』。その異名に相応しい夏以降の活躍。
来季も期待しています。


もうひとつ、今季の忘れられないゴールを。
同じくFC東京戦からカズキの母に捧げるゴール
尋常ではないほどの研ぎ澄まされた感覚とこれ以上ない集中力でもって
厳しい状態(と思われた)のなか決めたカズキのゴールには
ただただ、泣けた。
胸が締め付けられるようなセツナイ歓喜を味わった。
試合後、絶え間なくカズキコールを繰り返すサポに向かって
無理なく笑顔で応える その姿に
お会いしたことのないお母様の、深い深い愛情が垣間見えて 再び号泣。
御母上様には本当にカズキを産んでくれてありがとう、と伝えたい。

MVP

岡崎 慎司


今年は岡ちゃんで決まりでしょっ!文句無しっっうん。
凄かったよねー、今季の岡ちゃんの登り詰め方と言ったら!
夏の五輪代表選出前は正直
選ばれるのはぎりぎりかも、という想いもあったけど
無事選出を果たすと その後はチームでも結果を出し続け
押しも押されぬエースとして君臨し
とうとうコンスタントにA代表にも呼ばれるようになるなんて。
岡ちゃんの活躍がチームにも好影響を与え
サポとしても圧倒されてしまうほどの輝きっぷりだった。
今季後半の岡ちゃんの活躍がもしなかったら・・と思うと
少しゾっとする。
それほど本当に助けてもらった。
きっと来年は厳しいシーズンが待っているとは思うケド
岡ちゃんなら大丈夫。
大小の壁を乗り越えてさらなる高みへ上っていくに違いない。
来年も楽しませてね。

MIP

枝村 匠馬


岡ちゃんやカズキ、真希、岩下の活躍もとても眩しく思ったけれど
やっぱり今季一番輝きを放っていたのは、エダ。
攻撃好きを公言してはばからず
その通り チャンスになりそうなシーンには必ず顔を出し
着実に得点を重ねてきた。
そのゴールに何度有り難味を感じたことか。
まだまだしなやかに成長を続ける若き才能。
『受け継がれるオレンジの魂』。
来年も5年後も10年後も楽しみです。



今季は久しぶりにジェットコースターな一年でした。
真剣に残留争いの心配をしたのも数年ぶりなら
ファイナリストの誇りを味わせてもらったのも数年ぶり。
来季はもっと最初から今年後半の勢いを魅せてもらいたい、と願うのは
けして我儘だとは思わないンですけどねぇ。
来年はケンタも就任5年め。集大成の年。
今年以上にタイトルに想いをかけて臨んでもらいましょう。


今年も一年、お付き合いくださいまして
本当にありがとうございました。
訪れてくださっている皆さんのおかげで
『えすぱリーゼ』もなんとかこうして続いております。
皆さんにとって 来年は今年よりも素敵な年になりますように。
そして一緒に歓喜を味わえますように。


よいお年を。