平岡、値千金のプレー

オレンジの炎

これで次の狙いは明確になった。
ただ、勝てばいい。

清水 2−2 東京
 (ヨンセン・エダ)

スタメンメール見てびっくりした。
アオがベンチにも入ってない。
なんかあったんだろか?
そう思いながら さらに下のほうまでメンバーを確認していくと
FW登録されていたのは淳吾だった。



出だしは静かな様子で。
中二日で、しかも核となる選手を二人も欠いているわりには悪くない。
でも。
何度かある決定機を見て ふとよぎる、岡ちゃんの存在。
いつものエスパならシュートで終わるようなシーンなのに
それを打つ選手がいない。
エダくらいなもの。
うーん、ゲンキが足りないな。
とブツブツ思っていたらなんとなく失点。
これ全然失点するなんて思ってなくて頬杖つきながら観てたので
ネットが揺れて 文字通り、ずり落ちた。
は?何故先に失点しちゃうのかなぁーもぉ。


その直後だった。
エダのシュートがCKを呼ぶ。



ヨンセン



早い時間に追いつくことができて ホッとひと息。
よし。これから、と思ったのも束の間
8分後の失点。
イジらざるを得なかったDFラインが微妙に影響したのかも。
誰かが遅かったとか悪かったとかじゃなく
いつもどおり、で 行けなかったことのほころび。


けしてイイ状態とは思えない相手チームに攻勢をかけられず
少しゲンキをひそめたまま前半は終了した。


そしてびっくりさせられた後半開始直後。
ん?今カード出たよね?黄色くなかったみたいだけど?
・・・。
岩下退場。
今年3回対戦してそのうち2試合でDF退場ですかそうですか。
(ちなみにエスパはカードを普段からたくさん貰うチームではありません)


そこから数分間はバタバタとしますが
徐々にひとり少ないことを感じさせない雰囲気に。


岩下の退場で 兵働を下げて急遽CBに入ったのは平岡。
今季途中出場は1試合。
ここ3試合はベンチにも入っていなかった平岡。


その平岡が魅せる。



最終ラインから空いた右サイドのスペースに勢い良く。



中にはヨンセンと淳吾。



そのヨンセンに。



必死にキープするヨンセン



そして、待つ。



アイツが上がってくるのを!



エダっっ!



行っけぇぇーっ



同点!



追いついた。
10人で追いついた。



平岡の 勇気ある、凛々しいプレーが無ければこの得点は生まれなかった。
アオや岩下にも引けを取らないというところを見せ付けた。
平岡の存在がさらにアオや岩下の発奮にもつながる。


一度は沈みかけた気持ちに沸々と燃え上がる炎。


終了間際にも何度と無くチャンスは訪れるものの決めることはできず。
残念ながら、の ドロー。
10人で存分に戦った。


アオの状態は?岩下の代わりは?ヨンセンの相棒は?
気にかかることは多々あれど
ホーム&アウェイ方式の戦いを得意としているケンタが
きっとやってくれる。


さぁ、次。
中三日で2ndレグ。
アウェイゴールだとか得失だとか関係ない。
勝て。