誰が為の法か?

あおむらさき

朝、出勤していく主人の
お見送りをするためにドアの外へ。
ぶるるっ 寒い。
「そう?涼しい、くらいしょ?」
半袖のYシャツを着た主人は朝の冷気も気にならないようだけど
長袖着てても私は寒いよ (−−;
空があんなに高い。すっかり秋めいてきました。


さて。
私もちょっと書いておく。


先週の土曜日の試合は早い時間に終わったので
珍しくJリーグタイムを自宅TVでのんびり観た。
勝利したこともあってエスパの速報を楽しみにしていたし
上位のチームの結果も多いに気になった。
PCで何度確認しても時計が進んでいない、1位2位の直接対決も
「雷でも鳴っていて中断でもしてるのかもねぇ」
でもまぁもう結果が出てるだろう、と TVの前でお気楽に待っていた。


で。ビックリさせられた。


雨で中止だって。
は?
雷じゃないンだって。
水溜りで危ないから中止だって。


雨で中断したことにも驚いたけれど
中止する、と決断に至った時間も短くて驚いた。
大宮で物凄い雷雨に見舞われたときには1時間くらいかけてたハズ。
日曜の18時KOの試合だったから観に来れたのに
結局、試合の途中で後ろ髪を引かれながら帰路についたサポもいた。
今回中断したあの試合もたぶん
観客の帰りの心配をして早めの決断を下したのかもしれないけれど
帰れなくなるサポはそれぞれの判断をしただろうし
痛みを伴う配慮なんて されたくなかっただろう。


その三日後に下された判断


過去にあった再試合とは異なる判断。
開催するほうも遠征するほうも大きな負担だろうな。


1位2位の直接対決だった、この試合の行方は
大きな注目を集めながら その判断を待たれた。
もし 上位同士の決戦でなくても
ここまでよく議論をされて再開の判断が下されたのだろうか。
そんな思いも ふとよぎる。


『大雨で中止』という判断をしたアノヒトは
どういう処分を下されるのか、ということも気になっていた。
アノヒトがお咎めなしならば
スタジアムに改善勧告あたりが下るのかも、とも思った。


10月7日。
90分間戦うためのペース配分、なんて取っ払った10数分間での決戦の行方を
静かに待つことにする。


その影で
まるで図ったようにひっそりと裁定が下されていたことも驚いた。
だいたい、あのルール自体が眉をしかめるようなものなのに。
「抵触しないでしょうか?」の問い合わせに
「大丈夫じゃない?」と答えておいて
「おたくのメンバー、ベストと言えないから罰金ね」て。
つまり
問い合わせを受けたほうも把握できていないルールに振り回された、ってこと。
違反したから一千万円、ならば
理解していなくて誤情報を流したほうも それ相応の額を要求されるべきでは?
処分を受けてはいるけれど 随分開きがあるように思う。


そのとき監督が選んでピッチに送り出した11人がベストメンバーだ。
なぜヨソ様からイチャモンをつけられねばならぬ?
11人にも監督にも随分と失礼な話だ。


ベストメンバーがどういうものかを規定する前に
どういう状況では中断もしくは中止の判断をして
その場合 行われていた試合はどういう扱いにするのか、ということを
まずキッチリと明文化するほうが先だったんじゃないでしょうか。