スコアレス

等々力

勝ち点『2』を失ったのか、
それとも『1』を拾ったのか。

川崎 0−0 清水

陽が当たっていた場所は暖かかったかもしれないけれど
日陰のアウェイ席は足元から冷えてきて 凍えながらの観戦となった。



円陣を組む、選手たち。
その左腕に巻かれた喪章。
本当は勝利を捧げたかったけれど。



試合のほうは ・・・うーん
スコアレスドロー』の結果は順当だったかな、というのが印象。


怪我人が続出しているうえに 週の中日に試合をこなした川崎は
前節で大量失点をしたこともあって
かなり守備に気を使っていた感じ。
エスパのほうも急造のバックラインに加え
前線のメンバーも前節とは大きく入れ替わって
まだ手探りな様子がそこかしこに。


そんな それぞれのチーム事情が色濃く出た試合内容と
それに伴った結果だった、と思う。



シュート本数、13本。
ここ4試合全てで相手チームを上回ったけれど
攻撃的な布陣を敷いているわりには少ないかな。
ただし。
攻撃的な布陣を敷く、と知ったときに
一番心配していた失点は予想をはるかに下回っている。
西部の安定感が支えになっている。
辻尾にはもう少し自分の持ち味を発揮してほしかったな。



スコアレス、か。
最後の精度ももちろんだけれど、
やっぱり そこへの意識の高さも合わせて要求したい。
打たなくちゃ、シュート。


でも。
開幕以外の試合を生で観た印象としては
この川崎戦が一番バランスが良かったように想う。


次は水曜日にナビ杯を挿む。
ケンタはどんなメンバーを組んでくるかな?