【J特】無くした自信

esuparieze2010-09-26

自宅を出発したときの車内の温度計は『15℃』。
北風が強くて 体感温度はさらに低かったハズ。
もう一枚羽織るものを持っていこうか 下に一枚着こもうか、
迷って選んだ服は 到着したダイラでは必要ないくらいの暖かさ。
これからの生観戦の準備は推理と入念さが重要です。

清水 1−5 名古屋
  (エダ)

この『敗戦』は かなりショックなものになったのではないだろうか。
点差がついたから、だけではない。
2ndステージ突入後の5敗のうちの4敗は
『ハードスケジュールだった』とか『驚異的な酷暑のなかの試合だった』とか
『累積等で選手をごっそり入れ替えなくちゃならなかった』とか
いろいろ 理由付けがついたけれど
この試合は違う。


悪くなかったンですよ、この日のエスパ。


動けていないわけじゃないし 全く攻撃できなかったわけでもない。
決定機だって多かった。
岡ちゃんのヘッドも ヨンセンのも
岩下が上がっていってシュートまでいったのだって惜しかった。
そう。この日のエスパは悪くなかった。
そのうえで、大差での敗戦。
ちょっと このあとが不安になる。



試合の入り方は良かったように感じた。
いや・・・ちょっと『飛ばしてる』かな?というほうがしっくりくるか。
それぐらいの勢いで入らないと勝算はなかったのか。
とにかくエスパが早めにペースを握りたがった、そんな感じ。
『勢い込んだエスパにたじろぐ相手』なのか
『気合入りまくりのエスパを軽くいなしてる相手』なのか、
判断のつきにくかった、前半。


先制点は後半開始早々。
あー、イイ攻撃。
スタジアム中の誰もがうっとりして観ていた。



岡ちゃんのパスに 最後はエダ!



前半のうちに負傷退場した淳吾の代わりに途中出場だった、エダ。
投入直後は少しバランスが悪かったけれど すぐに取戻し流れに乗った。
この得点感覚はエダならでは。



ただ。
この先制点のあとのザワザワふわふわしたスタジアムの雰囲気が気になった。
まるで勝ち慣れていないチームの雰囲気、そのもの。
実際、勝てていない。
9月に入ってからカップ戦含めて6試合めで
勝ったのは天皇杯だけ。
3分後に同点に追いつかれたときのがっかり動揺ぶりなんて
「えー?そんなに?!」と思わせるほど。
だってまだ40分も残ってるのに。


よっぽど 自信を無くしてるンだな。


追いつかれてしまった。
よし、仕切り直し!ではなく いつまでもがっくし、だったのがねぇ・・・。


これは愚痴だけど。
つい先月もダイラで笛を吹いたばかりの審判が再びやってきて
またまた岩下に赤紙
同じ審判がこんなに短期間で同じ地で笛を吹くなんてアリ?
小野の進路を妨害してくれたり
相手のスローインを止めて選手交代を認めた、と思ったら
その最中に試合が再開されてたり
エスパの選手にはカードを惜しげもなく出すのに
相手には注意2回のあとにようやくのカード提示だったり。
この人、今季はもうまさか笛吹かないよねぇ?


試合終了を待たず、続々と階段を降りていく人の波を観るのはどのくらいぶりだろう。
ほぼ満員のなかで始まった試合だったのに
ぽこぽこと空いた席が寂しくて切ない。



3失点以上した試合は 今季これで6試合め。
かつて『堅守』がウリだったチームとは思えない。
踏ん張りの利かない守備では必要以上に『ゴール』が重いだろう。


どうする?
残り10試合に向けて もう一度、守備を立て直すところから始める?
試合終了時に1点多く獲っていたほうが勝ちなんだから
より攻撃的に行く?


失点が目立つチームが優勝した年、
「ああいうチームに優勝させてはいけない」みたいなこと言ってたな、ケンタ。



全勝優勝なんて どこも為し遂げられない神業。
だから負ける試合だってあるよ。


大事なのは、その負け方。
もう少し そこに『強み』がほしい。



中三日で移動して広島でナビ杯準々決勝。
修正に費やす時間は少ないし そんな余裕もない。
バッサリと切り替え。
それが生む効果に期待してる。