週末の暗雲

ざ・天皇杯
まさしくそんなカンジの試合でございました (^^;

清水 3−2 金沢
 (ゲンキ・トシ2)

三連休の最終日。
10月とは思えないほどのポカポカ陽気。



せっかくいらしてくださった赤母衣衆の皆さんに
ダイラから見える、自慢の富士山を堪能していっていただきたかったのに
せいせい姿を現してくれなくて、残念。



前田家ゆかりの土地から やってきた戦士たちは
とても紳士。
わざわざ試合前にもエスパのゴール裏へ挨拶に来てくれました。
試合後に来てくれることはあっても
試合前はもしかして初めてじゃないかしらん?



そんな試合前、アクシデント発生。



この日スタメンに名を連ねていた高原が
練習中に腰のあたりをさすりながら ロッカールームへ。
そのあと一度ピッチに戻ってきたのですが
ボールを蹴ろうとして止め、結局くっしぃがスタメンになることが
公式に発表されました。



これって試合前だったから交代枠には関係ない?
それともゴトやんが この日2人までしか交代しなかったのは
ここでの交代がカウントされたせい?



週末のリーグ戦には タクとちっちが出場停止。
この試合はいろいろメンバーを試しながら
それでもって勝利も掴みとらなくちゃならない、という二兎。



ダイラ名物、西日。
それがもっともキツイ時間のキックオフ。



浩太がコイントスに負けて
急遽先発になったくっしぃは陣地を入れ替えさせられ、
西日を受けて戦うことに。



竹内とハチが揃ってスタメンになるも どうもしっくりこない。
そこにげってぃも加わった右サイドの連携がもどかしいほど噛み合わなくて
チーム全体のリズムが生まれてこない。


てか。
元気の良さ、思いきりの良さ、集中力、捉えどころが
全て相手のほうが上回っていて
アワアワと地に足のついていない落ち着かなさ。
毎回思うけど
天皇杯が始まったばかりの試合にはホントに戦い辛さを感じてる。


そんな20分、先制点を奪われる。


ようやく目が覚めたエスパはその後シュートチャンスを何度か迎えるも
枠を捉えられなかったりポストに当たったり、と
少し怪しげな前途。


前半も終わろうか、というロスタイム。



GKの動きをよく見たゲンキが技ありシュート。



ハーフタイム突入直前の同点弾。
0−1で前半を終えるのと同点に追いついて終えるのとでは
雲泥の差。
よかった、追いつけて (−−;
さすが頼りになります、ゲンキ。



さて、後半。


相変わらず ぴりっとしない内容に
光がさしたのは後半15分、タクとトシが投入されてから。
「やっぱり タクが入ると違う!」と興奮すると同時に
週末のリーグ戦が思いやられる。


それでも点の入らないまま、じりじりと残り時間が少なくなっていく。
「延長かなぁ?」と思い始めた後半45分。



トシ、きたー!



左の隅を狙ったシュートは値千金の決勝弾!・・・だよね?



だって後半45分のゴールなんだもの、決勝弾!・・・に決まってる。



・・・甘かった (・ω・`)


得点シーンのリプレイ観てたら 追いつかれちゃったし。
『諦めない』。
そんな気迫に圧されて、がっかり。


「延長かなぁ?」と再び思い始めた、その直後。



トシ、角度のないとこから 再びきたー!!



こ、これは今度こそ今度こそ決勝点だよね?



主審がゴールを認める仕草をしたあと
右手を高く上げながらホイッスル。
試合終了。



ロスタイムに3ゴール入る試合って (−−;
てか。
エスパのゴールは三つともロスタイム (^^;



疲れたー (´Д`;)
観てるだけだったけど 疲れたw


エスパを翻弄した相手戦士たちを称えて
『金沢コール』がダイラに響き渡る。
見事な戦いぶりだったもの、自然に拍手が沸き起こる。
金沢の選手たちが それに応えて西サイドに挨拶に来てくれた。
こういう光景は天皇杯ならでは。
いいよね。



エスパの選手たちも その時間を尊重してくれて
ゴール裏への挨拶を少し待ってくれていた。



そして 苦しみながらもキチンと勝利し
次の試合に進む権利を掴みとったエスパ戦士たちにもコール。



トーナメントだからね、内容よりも結果が大事。
失うもののない相手と戦うときのムズカシサをあらためて感じたけど
勝ち進めてホッとした。


ただし、週末のリーグ戦に向けて
『タク不在』の不安を払拭しきれなかったことが懸念材料かなぁ。



この日のトシは『素敵トシ』。
ぎりぎりですれすれでひりひりの勝利、救われました。
ありがと、トシ。