晴れない霧

久しぶりにキャッキャしながら試合を観た気がする。
躍動とか連動とか 久しぶりに観た気がする。

清水 1−2 名古屋
 (こーや)

グループ1位がアタマひとつ出てたので 今現在勝ち点の合計が『3』しかなくても
かろうじてまだ決勝リーグ進出の可能性を残してた試合。
この日の相手は、そのグループ1位。



家を出るときに一応天気予報を確認したけれど 雨雲の存在は皆無。
でも なんとなく黒い雲がちょっと広がっているのが見えて
少し不安になる試合前。
そして徐々にダイラの山頂が霧で見えなくなり
試合が始まる直前には霧がスタジアムまで下りてきて 白く靄に包まれる。



まっしろ (@∀@;



先発の平均年齢21歳。
「誰がキャプテンマーク巻くだか?」なんて話題で盛り上がるも
この日の一番の長老、28歳のエダにその大役が回ってきてた (@∀@*)



「エダ、コイントス忘れないか心配!w」という期待を込めたツッコミにも
まったく動じることなく、淡々と仕事をこなしちゃってるしw
残念←



相手より 平均年齢で6歳若いだけではなく
身長も平均で6cm低かったらしい。


でも。
よく走ってよくボールが動いてよく気が利いていて
ほぼ本気メンバーの相手に対して全く怖気ることなく
むしろ相手を翻弄してるようにも見えた。
身長の低さを走力でカバー。
ただ、これで後半もつのかなぁ?という疑念はぬぐえなかったけれども。
しゃーきーも金子もボールを持てば前に仕掛ける、ということが多くて
周りもそれに応じてパスを受けるためのアクションを分かりやすく素早く取るので
パスコースの選択が複数あったり もちろん自分でも行けたり、と
とにかく観ていてワクワクした。
ノヴァがボールを持った瞬間に小っちゃい子たちが3人くらいで取り囲んで
わぁーっと言いながら(実際は言ってないと思うケドw)ボールを奪ったのが
この日の私の個人的萌えポイント。
三羽烏のオオトリを飾って初先発となった宮本も
ふとましい精神力を垣間見せて やっぱり好きなタイプの選手だなぁとニマニマ観てた。
相手のFKのシーンで蹴ると同時に最終ラインを上げてオフサイドを取ったときには
スタジアムから拍手喝采だったよね♪
この日は出なかったですけど 宮本がCBとして最終ラインに入ってた時に
ノールックで最前線のコーヤにスルーパス通したりするんですよ! (≧∀≦)
成長が楽しく待たれる選手デス。


そんなワクワクいっぱいで観ていた、前半20分。



エダがもうね、この日の最年長らしく落ち着いていて老獪なクロスをコーヤへ。
相手GKがこのクロスをクリアしようと一旦は前に出るンですが
無理だとあきらめて 慌てて後ろに戻ったくらい。



コーヤ、ゴール♪



わぁ、先制したよ! (≧∀≦)



しかも、コーヤだよ! (≧∀≦)



その後もイケイケなシーンが多くて これなんか3人も居たうえに
まだフリーの選手がサイドに居た、という♪


・・・とウキウキ観てたら このシーンの少しあと、村田が座り込んでしまった。
そう。
実はこの試合、唯一試合で浮いてたのは怪我明けの村田。
どうもキレがない。
いつもの村田なら余裕で追いつくパスに置いて行かれること、数度。
怪我明けだから抑え目に試合に入ったのかな、とも思った。



結局、担架に乗せられたまま 交代。
前半のうちに負傷交代をまたしたことになる。
村田のあの様子で 本当に昨日の時点で先発を任せても大丈夫な状態だったんだろうか。
チームドクターの判断はあってたのかな。
どうやら同じ個所の負傷らしいので 今は長引かないことを祈るだけ。
変わって出場した澤田の動きが良かっただけに
先発は澤田で良かったンじゃないかなぁと思ってしまった。
どうか村田が長期離脱ではありませんように。



思ったよりも入った、ダイラ。


その前で勝利を見せられなかったのは残念。
運動量が全体的に落ちた後半20分過ぎあたりから フンバリが利かなくなり
失点。
さらに 警戒してたノヴァに追加点を奪われてしまう。
(いや、あのシーンはその少し前にエスパ側へのファールを流してたんですよ。
 でもさー奪われそうになったとこで笛を吹いて そのプレーに戻しても
 良かったんじゃないかしらーん、と ブチブチ。遠吠えですよはい)
(てか、セットプレー直前の選手交代も終るのを待って良かったなじゃないか、と ブチブチw)
(とりあえず、宮本がむばれー!)



逆転負けでナビ杯敗退。



負けちゃったけど イイ試合を魅せてもらった。



お兄さんチームに この試合は励みになっただろうか。



霧に包まれたダイラはひんやりとして 山特有の涼しさに。
この霧が晴れるのはいつ?
1stステージ残り5試合。
この日の試合で見つけたヒントをなんとか活かしてほしい。