未勝利の足踏み

遠い。
遠いうえに、険しい。

清水 0−2 東京


開場前の待機列では直射日光をガンガンに浴びて
暑くて暑くて今日はいったいどうなることやら、と思ってたけど
屋根下の日陰の席では ひっきりなしに冷たい風が吹き続けていて
持ってきた水筒の中身の氷をお湯に変える魔法の呪文をずっと考えてた。



念のために観戦バッグに忍ばせていたレインパーカーを風よけにしてました。
寒かった。
いろいろ。



『えすぱリーゼ』専属カメラマンの主人、この日の写真の総合計数79枚。
いつものペースならだいたいひと試合200枚前後なんですけどね。



前半の写真なんて10枚。
開始直後のFKのシーンの連写のみ。
確かにねぇ、前半シュート本数2本だもの。
 


テセの不在ももちろん、大きかったけれど
それ以上に響いたのは 前半の早い時間にシラが負傷交代してしまったこと。



アゴを活かせるパスを出すヒトがいなくなったうえに
テセ不在で「オレがやらねば」と思ったチアゴ
いつもよりも周りを使わずに自分でなんとかせねばと意気込みすぎてしまった。



シラの怪我が大きなものではありませんように。
シラの代わりは今のチームに存在しない。



タイスケやショーマの奮闘が報われる日は きっとくる。
きっと。


勝てなくても順位に変動がない。
それはホッとするとともに
このあと少しくらいの連勝では上に登れないということでもあって
また新たな不安のタネ。
先送りにした不安は後々自分たちの試練をさらに苦しめる。
といって順位が落ちていくのを見るのもコワイ。
コワイんです。


テセは次、戻ってこれるのかなぁ。
シラ本当に軽症でありますように。
水筒の氷をお湯に変える呪文よりも先に 河井の復活を早める呪文を見つけるべきか。
ピッチにいない選手のことばかり想う試合は久しぶりだったかも。


せめてもの救いは ここでミニ中断期間に突入すること。
怪我を抱えてる選手は癒しの時間に
悩める選手には切り替えのチャンスに。
どうか この時間を有効に。