安堵の勝利

メインも激しく応援

久しぶりの勝利は残留を決定した勝ち点3
でもありました。

清水 2−1 柏
 (JJ・康平)

たぶん、今日は落ち着いて座って観てなど
いられないだろうと思って
お天気もいいことだし
2階席で観戦することにしていました。
スタジアムに到着するとそこら中に横断幕が。
『清水残留』や『お前たちの力はこんなものではない』とか。
選手バスはこの光景を見ながら
臨戦態勢を整えていくのだろうな、と思った。
2階席で「今日は本当に勝ちたい」などと話していると
ピッチにスーツ姿の一団が入ってきた。
エスパルスの選手たちだ。
初めて見た。
バスを降りてスーツ姿のまま、サポに挨拶をしにきたのだ。
サポからものすごい声援があがる。
なんだか始まる前から異様な雰囲気。
今日の相手は柏。
お互いに絶対に勝ち点3が欲しいチーム同士の対決。


試合はどちらかというとエスパペースで始まる。
久しぶりにアラウージョが先発。
相変わらず巧みなボールさばきを披露して
サポから歓声があがる。
どうしてもっと早くから使ってくれなかったんだろ。
クボもいい。キレている。
でも惜しいシーンも何度目かになると
「いい攻撃だったねぇ〜」から「今の決めとこうよっ」になる(−−;
今日は浩太が特にすごく気持ちの入ったプレーをしていた。
ケガがなければ今シーズン、浩太はスタメンに定着していたかも。
パパに「あと5分で前半終了だな。」と言われてビックリ。
時間が気にならなかったので、45分があっという間だった。


ハーフタイムに他会場の経過でC大阪が勝ち越していると知ると
落胆よりも気合が入った。
勝とう、絶対。


後半開始。
選手交代はなし。
アラウージョのシュートにまた歓声とため息。
いいシーンは演出できているのに決められないのは
やっぱりこの順位にいるチームだからかな。
なんてぼやこうとすると
ほとんど自陣の場所から圭輔がドリブルで右サイドを駆け上がる。
相手選手をものともせずにさらに切り裂く。
頼もしい背中に「これは決まるかも知れない。」と予感が。
クロスがあがる。
中央であわすにはJJ!
後半11分、エスパ先制!!
この時点ですでに涙。
早すぎなんて言わないで(^^;
待ちに待っていた先制弾なんですから。
その後もエスパは決して引いて1点を守ろうとはせずに攻撃。
ときどきある相手の反撃も必死のクリア。
右サイドで大きくボールを蹴り出すのがJJと知ると
疲れているだろうに頑張ってくれている、と感動。
後半35分にそのJJとアラウージョに代えて、キタジと康平投入。
ところが不運が重なり、その直後失点。
ちょっと打ちのめされる(−−;
後半40分にはクボに代えてノボリ。
同点引き分けなのか、と思ったサポも多かったと思う。
それでも勝ち点は欲しい。
いい位置でのFKにサポから「決めろよ」コール。
ノボリから森岡へ。再びノボリが受け、森岡
クロスをゴール前に放り込む。
クリアをされるがテルがもう一度ゴール前に入れる。
康平がそのボールを相手選手と競りながらふわりとシュート。
ゴール!!
ここまで何度も決定機を外し続け矢面に立たされていた康平。
最後にはこんな難しいゴールを決めてくれてありがとう。
号泣です。
久しぶりにオレンジの花火があがりました。
ウィナーコールをする克馬サンの声も涙で濡れています。
王者の旗』の歌詞に感動しながら歌いました。
最後にパルちゃんコールに応えて
嬉しそうに何度も側転を披露したパルちゃんも泣いていました。
まるで優勝したかのようです。
良かった。
久しぶりの勝利の味はそれ以上のものでした。


ただ、こんな辛い思いは2度としたくない。