振り返る

さ、昨日の続きを・・・っと。


ケンタっ?!


まだ早いんじゃ・・・(−−;

6月、ゴタゴタの表面化。

サポが待ちに待った日本平でのキタジ初ゴール。
その歓喜に水を注すように数日後、某サイトで暴露記事が。
アントニーニョ爺は久しぶりに好きになれた監督だった。
「この試合、どうしても勝ちたいんだ。」
という思いの伝わってくる先発メンバーの選択、そして交代のタイミング。
実はステージ優勝を果たしてくれた監督はあまり好きではなかった。
その後の2人の監督も支持できなくてよくスタジアムで苦い思いをした。
それだけにこの記事は嘘であって欲しかったのに、2日後爺は辞任を発表。
最後に三保にやって来るという日に
妹と2人でひとことお礼が言いたくて会いに行った。
「オブリガード。」を繰り返す私たちに
「サポーター、一番。ありがとう。がんばる。エスパルス、強い。応援ね。」
と片言の日本語で一生懸命応えてくれた。
このあと続く苦しみも爺だったらどうなっていただろうか。

7月、船出。

ショックは癒えていないけれど試合は待ってくれない。
先月に続きホームではひと試合しか開催されないので貴重。
無難な試合内容に胸を撫で下ろす。

8月、勝ったり、負けたり。

藤枝の試合はスタジアムの雰囲気も含めて楽しい試合。
よそのチームが海外の有名どころと試合をしているなか、
相手は同じJのチーム。
でも今お祭りをしている余裕はないし時間もない。
真剣に練習試合するには格好の相手だったと思う。
そうまでして準備して迎えたエコパでの2nd開幕。
ひとことで言うなら『格の違い』を見た思い。
いつの間に優勝を争うチームとここまでの差が開いたのだろう。
ショックというより改めて思い知らされた。

9月、勝てない。

ステージが振るわなければせめてカップ戦で。
なんて甘い考えは雷と豪雨の中、打ち砕かれました。
でもアウェイでのサポは日本平での応援よりも一体感があって好き。
ただ、Vゴール負けなんてものすごい久しぶりだったので
引きずることになりましたけど(−−;

10月、さらに勝てない。

静岡ダービーの中でたぶん一番大人しい試合だった。
これほど火花の見えにくい戦いも珍しい。
さらに珍しくエスパルスがダービー2連勝。
この月貴重な勝ちゲームだった。
その後続く4連敗(天皇杯いれれば5連敗)の辛いこと。
いい試合をしているのに勝てない、ならまだしも
どうやってサッカーをしたらいいのかわからない、といった感じの試合が続く。
選手たちがピッチ上で居場所が無くて困っているような表情が印象的。

11月、最終。

とうとうギリギリまで残留争いに加わることになっていた。
もう座って観戦している余裕は無く
2階席で声の限り一生懸命ひたすら応援しようと決めた13節。
選手たちも想像できない精神状態のなかの試合。
最後は気持ちなんだな、戦術や体調なんて凌駕しちゃうんだな。
試合終了の笛をどんな思いで聴いたかなんて言葉にできない。
優勝したときよりも弾けたかもしれない。
そして迎えた今年最後の試合。
天皇杯初戦敗退のために本当に最後の試合。
現役引退する真田を出場させたいのなら負けていられないというのは
13節と同じ位のハズなのに、結局気持ちは伝わってこなかった。
『土台作りの年』と位置づけていた今年。
優勝争いしなくても、ギリギリまで残留争いしても
賞金圏内に手が届かなくても
エスパルスは今後こういうサッカーでいきます。」
って伝わるものがありさえすればOKとしていた年。
なにか得たものはあったんだろうか。


今年ほどツラいシーズンはなかった。