焦げる想い

揺れる2階席

この日の対戦相手は岡田正義
瑞穂の勝利は楽しいものでしたが
今回の勝利は燃えましたp(炎□炎)q


開始直後は相手の早いプレッシャーになかなかこちらの
サッカーをさせてもらっていませんでしたが
この時間帯をやり過ごせば(今のエスパならやり過ごせるし)
必ずこちらのペースになる、と思いながら見ていた。


19分。
相手選手がエリア内に入ってきたけれど
このタイミングしかない、というトシのファインプレーで
無事クリア・・・と思ったら岡田の笛。
あれはPKじゃない。
エスパサポからよく見える位置での出来事に
『西部コール』がかき消されるほどの大ブーイングの中でのPK。
萎縮した相手選手は思わずPKを外してしまう。
ところが、喜びも束の間。
再び岡田の笛。PKのやり直し。
コースを読んでいた西部の手を掠めながらボールはゴールへ。


ゴオォォォォォ〜ッッ(←闘志に火がついた音)


8分後、CKのこぼれからエスパの同点ゴールがっ
それも決めたのはファインプレーをPKだとされたトシだ。
ゴール内で転がっているボールを手に取り
「どうだ」と言わんばかりにピッチに叩きつけ
自分のポジションに戻りながらベンチに向かいガッツポーズ。
トシの背中で炎が舞い上がっているのが見えたのは私だけではないハズ。


ところが33分、再びリードを許す。
山ちゃんが置いていかれてしまう。
この日はいつもの山ちゃんではなく少し元気がなかった。
前半はそのまま1−2で終了。


このまま負けるなんて悔しすぎる。
引き分けでも悔しい。
その想いはサポだけのものではなかった。


後半開始と共にエスパは怒涛の攻撃を見せる。
9分、テウクの折り返しに合わせたのは好調を維持している康平!
今期初ゴールだなんて意外(@@)
これで同点。
まだ満足なんてできない。
その想いが届いた14分。
ゴール前での混戦、するするとに上がってきたのは和道。
その和道にボールが出る。
一度放ったシュートは相手選手にあたるも再び和道の足元へ。
そしてもう1度放ったシュートがゴール左隅に突き刺さるっっ
和道の初ゴールは決勝点になった。
仲間たちが倒れた和道に覆いかぶさる(^^)
手荒い祝福はチーム一丸の表れ。
ベンチでは熱くなっていたケンタが上着を脱いでいる。


康平はこの後もヒールパスやら、ドリブルやらで
スタジアム内を湧かせる。
すごいよ、康平。
後半のテウクも良かった。
かわいそうなのは西野(^^;
終了間際またも非PKに泣かされる。
(試合終了後、岡田に抗議をし、スタッフに愚痴り
 チームメイトになぐさめられる。)
でもこの日『STAR OF THE MATCH』があったなら
炎のDF、トシに(炎□炎)


岡田正義に勝った。
2度のリードを跳ね返した。


『大人』のチームになりつつあるエスパルス
モリがカップを高々と持ち上げるシーンを想像するのは
もう恥ずかしいことではない。