枯れない涙

この3日間泣き通し。
でも後から後からまた新たな涙。
改めて
ノボリのことがこんなに愛しかったのだ、と気付いた。


選手バス入場で沸き起こるノボリコール。
(ノボリ隊の隊長サンの「ゲットゴール!」も懐かしく)
この時点ですでに大泣き。
やっぱりイヤ(;;)寂しいよぉ・・・。
まだ、試合終わってないからと言い聞かせて(始まってもいないし)
そのまま席につき
なんだかサッカー観戦どころではなくなっている自分に
ちょっと戸惑って。
でも仕方ない、と諦める。


そしてピッチに姿を見せるノボリ(;;)
少し感慨深げなノボリの様子にやっぱり涙。
いつもよりも心を込めた克馬サンの
「変幻自在のスーパープレー 背番号10 澤登正朗!」
これを聞くのも最後なんだ、と思うと涙を止める気にもならない。
それまで静かだった鹿島サポからの大ブーイング。
「これが俺たちからの惜別」と言わんばかりの声量に
嬉しさが込み上げる。
(ブーイングが嬉しいと感じるなんて)
周りを見回すといろんな時代の10番のレプリカユニ。
皆、最後の勇姿を見に来たンだな。



最後まで見せ場を作り、走り回ったノボリ。
試合終了の瞬間は泣いていましたね(;;)
(家に帰ってビデオ観てまたもらい泣き)


引退セレモニーが始まると
なかなか引き揚げなかった鹿島サポから
今度は大きな大きな「サワノボリ」コール!
(TT)なんて粋なことを。
モリの挨拶もトシの花束贈呈も
涙涙涙涙涙(;;)
ノボリの挨拶も涙でよく見えない。
堪えていないと大声で泣き出してしまいそう(;;)


スタジアム内を1周するノボリに
用意した花束を渡すために最前列に陣取る。
少し目が赤いけど笑顔を絶やさずに
サポと丁寧に挨拶しながらノボリがこちらにやってくる。
花束を差し出して「ありがとう、ありがとう」と
言うのがやっとなほど号泣してしまう私に
「そんなに泣かないで」
と言いながらぎゅっと力強く握手してくれた(;;)


不動の10番。
Mr.エスパルス
闘志をむき出しにした激しさと
観客を魅了する華麗なプレーで常にエスパルスを牽引し続けた。


いつかまた同じ夢を一緒に追いかけようね。