遠い地でのホーム

試合後の挨拶

負けるってこんなに悔しいんだったなぁ。
それを思い出させてくれたことが
今回の敗戦で得たことのひとつ。
サポにとっても 選手にとっても。

清水 1−2 鹿島
 (エダ)

ま、いっか。ホームでの連勝はまだあるし・・・って
今回ホームだったの忘れてた orz


開始直後から相手の激しいプレスに
ウチがやり辛そうにしているのがあきらか。
「でもこれが最後まで続くとは思えない」
そう考えていた。
だからこそ悪いなりにも 無失点で終えてほしかった前半。
「寄せろぉぉぉ」
と叫んでいたのに届かず。
先制点を奪われる。


「ね?ウチのシュートってあったっけ?」
ハーフタイムに入ったときに主人にした質問。
たったの3本しか打っていない。
らしさはまったく影を潜めていた。


きっと 後半開始早々に怒涛の攻撃で追いつき
ようやくウチがペースを握るという展開が待っている、ハズ。
ケンタに気合を入れられた選手たちが発奮するのを待っていたけれど
15分に追加点を献上。
やっぱりそのシーンでも
「寄せろぉぉぉぉ」と、叫んでいたのにな。


身体が重い、だけじゃない。
気持ちがついてきていない。
『巧』に選ばれた あの3人目の動きがない。
つまりいつもならたくさんあるなかから選ぶパスコースが
この試合では選択の余地がなかった。
走らされた。
オフサイドに引っ掛かり続けて自分が追いつめられた。
最悪勝ち点1を拾う、という芸当を身に付けていなかった。
やれなかったことがここまで噴出した試合も久しぶりだったな。


次節、また厳しい相手とアウェイで対戦。
淳吾の出場はたぶん無い。
兵働の体調はそのときまでに戻れるだろうか。
今シーズン最大の踏ん張りどころだ。
ケンタの手腕に期待して待つことにするよ。


最後に。
私はヤジコールが大好きだ。
あれが始まると
ヤジにこの気持ちが届いてほしい、と念じながら
どのコールよりも大きな声で叫ぶ。
でも それはチームが勝っているときに
「あとはお前サンのゴールが見たいよ」という想いや
惜しいシーンを魅せてくれたお礼としてするのが好きなのだ。
決してただ単にヤジコールをするのが好きなわけではない。
それなのに。
ピッチに立っていないヤジのコールをするなんて
ヤジにも そのときピッチに立っている11人にも失礼だ。
負けたうえになんだかがっかりもしてしまった。
帰路の車内はため息で真っ白だった。