価値ある勝ち

久しぶりの勝利の味

嬉しい。
すごくすごく嬉しい。
この勝利はただの勝利じゃない。
若いDFラインの未来と新『10』番の自覚と4位の死守と
これからにいろんな期待をもたらせてくれた
貴重で久しぶりで感動した勝ち試合でした。

横浜 2−3 清水
    (淳吾2・ヤジ)

ことごとく決定的シーンを外す相手チームを見て
これはきっと心配で心配で いてもたってもいられない和道が
こっそり念を飛ばして防いでいるに違いない、と思いました。
見えない和道、ありがとう。


そりゃ、2−0のまま失点せずに終えるのができればいいけれど
アオ・平岡にとって代表クラスの攻撃陣との対戦を公式戦で体験し
逆転をされずに済ませたことはきっとお金で買えない経験になったハズ。
あの失点が二人のこれからに大いに役立つのなら安いもの。


でも19本も打たれてたのか、相手シュート。
そんなに打たれたかなぁ(?へ?)
ていうか、久しぶりにエスパルスの動きが良くて
そっちのほうが嬉しくてあんまり気にならなかった。


前からの効果的なプレス。
奪ってから一斉に前を向いて動き出す選手たちの多さ。
いくつもあるパスの選択肢。
何人もいるテル・・・は、いつものことか。


特に前半のデキはここ数試合観られなかったほどのデキ。
もしかして残り試合で勝利を観ることはできないかも、と
悲壮な覚悟をしていたので
次にも繋がる勝ち試合を見せてくれたことが本当に嬉しい。


この日、一番嬉しかったこと。
後半28分。

ゴール前のFKでボールをセットする淳吾。
狙う。
『決めろよ』コールをするのもためらうほどの気迫、伝わってくる。
そして。

ちょうど観ていたところから
キレイな軌跡とネットを揺らす瞬間がバッチリ(;;)
初めてFKからを直接決めた淳吾はベンチに駆け寄っていった。


先制点となったゴールもドリブルをしている淳吾の前が開いて
シュートーコースが見えて
「打てぇっ」
とサポたちが思わず叫んで後押し!
いいゴールでしたけど
VTRで見ると結構離れた距離からのミドル、難しいシュートでびっくり。
さすが『10番の継承者』。


この試合のMVPは淳吾に。
2ゴール1アシストだけじゃなく 光るプレーも随所に。
頼もしくて誇らしい背中でした。


それから。
お帰り、康平。