ダニーと仲間たち

『11』も『12』も観たけれど
正直TVで流れるCM見た段階では
それほど観たい、とは思っていなかった『13』。
お盆休み中にレートショーで観てきました。




だってねぇ、今回の女優サンがまず好みじゃないし (−−;
(私はどうも黒髪の女優サンが好きみたい)
豪華な顔ぶれもそろそろお腹いっぱいになったかなぁ、と。
当初は「観に行く?」と主人に聞かれても
う〜ん。どっちでもいいや、なんて言ってたのですが
結局出掛けてきましたとさ。


今回は仲間が受けた仕打ちに対する復習劇に話を絞って
テンポ良く進められていて 艶男たちの色香と友情が満載。
ベネディクトの転んでもただじゃ起きない逞しさも笑った。
無関係なのに物凄い巻き込まれかたをしてしまった例の人に
最後にはお詫びのしるしを残していくあたりは
劇中の台詞を使って表現するなら
「陽気で義理堅いオーシャンズ」らしくて楽しく観終われた。
結果、『13』が一番面白かったかもなぁ。


ライナスの成長にも目を細めちゃいました (^^;
ダニーとラスティの間に挟まれていたら
いつまでもお子ちゃま扱いなのは仕方ないのかも。
『12』ではピンチをママに救ってもらっていましたが
今回はパパ登場。
途中で「きっと、この人パパだよねぇ?」と気付いちゃって
主人と苦笑い。
媚薬のくだりもライナスだからこそ 倍は笑えた。
(あの鼻は必要だったのか? ^^;)


初めに舞台となる新ホテルの映像が出てきたとき
「何、あれっ?いつの間にあんなの出来た?!」
と主人は大興奮していましたがCGですよ (^^;
反応しすぎだってば。
今回もベラッジオの噴水前でのシーンあり。
あれを観るたびに恋しくなるベガス。
この華やかな映画の舞台となるのにふさわしい街。
あのネオンの輝きや非日常に溢れた空気が
この映画の雰囲気の半分以上を支えている。
また行きたいなぁ、ベガス。


娯楽、という面からみたら
充分その役割を全うしている映画になりました。
観ようか迷っているのなら観た方が良いかも。