さらなる高み目指して

暑さとの戦い

敵は暑さ。
あれだけ強い日差しを浴び続けたまま
プレーをするというのは
想像を絶するほどの速さで体力を奪っていくのだろう。

清水 2−0 甲府
 (ヤジ・エダ)

再開戦の試合運びの苦手っぷりはもう知っていたけれど
2週間空いて準備万端のハズが・・・ふぅぅぅ (−−;


そんななかテルだけはお構いなしだった。
暑さ、など どこ吹く風。
オープニングシュートのシーンなんて ぞわっとした。
するするとスペースを見つけて上がってきた選手の存在に気付いて
タイミングよくパスも出て シュートまで(あちゃーだったのはご愛嬌)。
それがテルだったと分かって
「おぉ〜、今日はおトクな日♪」と小躍り。
その後も華麗に舞う如く ひらりひらりとクリア技を披露したり
ドリブルで突破を試みて(←なんとっ♪)
好位置でのファールを誘ったり、と
地味な働きだけでなく 華々しいプレーも魅せてくれた。
うーん、あのバックパスが無ければ
文句無くこの日のMIPなんだけどなぁぁ。
いや、テルだからいいの。(”いいの”?)
この日のMIPはテルでした。


MVPはイチに。
相変わらず イチのクロスのキレは美しくてスルドイ。
GKが前に出られない、
相手選手が触れようものならOGになるような
それでいて味方には『さあ、どうぞ』の軌道。
うっとり。
 1点目はイチからのクロスをヤジ!


もっと堅固で重厚であれ、と想いをかけたウチの守護神は
髪を切って神にキれられたか。
信頼の絆を結ぶのは容易ではないけれど
その山を崩すのはいともたやすい。
心してその場に立ってほしいと願う。


さて。
この日の交代選手の活躍は また格別でしたね。
スローインのこぼれ球をかっさらった純平が
迷わずドリブルでゴールライン目指し
そのうえエリア内にまで侵入、絶妙なクロスをエダへ。
時間を上手く使ってほしい。
そんな意味合いの濃かった投入だったと思うのに
意地を見せてもらいました。
底上げ、という意味では交代出場の選手たちの活躍は頼もしい。
でもそれって結構 酷なことなんだよな、と
ちょっと胸がイタイ。


試合終了の笛とともに ぱたぱたとピッチに座り込む選手たち。

とくにアオはいつまでも立てないほどの疲労困憊ぶり。
ご苦労さまでした。ありがと。


暑さで集中力が無くなって ぼんやりしたプレーも多くて
少しひっかかるところはあるけれど
終了間際に追加点を奪って勝つだなんて
なかなか強さも育ってきたのかな、と。
3位浮上。
この時期に這い上がって掴んだこの順位を誇らしく思う。
残りいよいよ9試合。
イチ、公約達成期待しているからね。