内容の違う即答

「開幕ベンチ確実!」


高校選手権の決勝戦の行われた1月の国立で
試合前、エスパサポだと気付いて話しかけてきた千葉側の男性に
ゲンキはいきなりJで試合に出られますか?と聞かれて
それは無理!と即答していた主人。


あのときの人に
今もう一度同じ質問されたら何て答える?と聞いてみたら
同じように即答だったけれど 内容は違ってた。


「開幕ベンチ確実。
 そのためのテストをケンタも終えたろ?」


しかもそのテストに合格をした、とまで言い切った。


生でゲンキを観たのは その決勝戦と三保での練習試合のみ。
あとは鹿児島でのゲンキの活躍ぶりを伝える文字情報だけ。
それでも ただの高校生ルーキーとは違うことを感じざるを得ない。


5試合出場した練習試合で
負けてしまったのはまだ合流して間もない初戦だけの3勝1敗1分。
スゴい。
キャンプ最終の練習試合には
とうとうトップチームでの出場も果たした。


並みの頭の良さ、ではない。


今は何でも吸収してそれを全て成長の糧に変えられているとき。
ゲンキはまだ伸びる。
そこに困難な壁が立ちふさがれば立ちふさがるほど
目を瞠るような変身を魅せてくれるハズ。


早く大きな壁にぶち当たってほしい。
そしてそれを乗り越えてガンガン伸びてほしい。
そんなことを願ってやまないなんて 私もケンタ化してる。


本当に なんて行く末の楽しみなコなんだろう、ゲンキ。
あぁやっぱり早く壁にぶつかってほしい。



『可愛い子を谷から落とす』の図