いつか止む雨

あのままいけば
華が咲いた選手はアウレリオでした、が。

清水 0−0 大宮

昨日の試合、スタジアムで思わず立ち上がって
うおぁー♪ (≧≦)
と なったのって私は一度だけ。
アウレリオがPKを得た瞬間のみ。
それ以外は、なんとも・・・ため息の多い試合でした。


さすが。
さすが神から愛されている、と思わせたプレーだった。
PKのキッカーは俺だ。
ボールをすぐに抱え込んだその姿も微笑ましかった。
やっとこれでゴールできる。
ゴールをしてこそ ようやくエスパの一員になれる。
初ゴールはダイラなんだな。
しかもサポ側のゴール。
サポはその瞬間までを克明に見届けることが出来るシチュエーション。

・・・。
あれでゴールできれば何も言うことはなかった。
てか。
PKによる決勝点以外に何もなくてもそれで良しとしたかった。
あー、なんて後ろ向きな (−−;


後半がアウレリオのシーンのみだとすれば
前半はフェルのシーンのみ。
あれ、観ていた席からだと幾つもの背中が重なっていて良く見えなくて
なんで決まらなかったの?へ?どした?
あー先にDFにクリアされちゃったのね、ってゴールキック
そのあたりでようやく大型ビジョンにそのシーンが。
・・・。
あ、やっぱりフェルがシュート撃ってる。
わ、ころころと外れた (;;)
昨日はもう そのふたつにしか得点の匂いを感じなかった。


ちょっとした、本当にちょっとしたことなんだけど。
リズムって大切だと思う。
たとえばゴールキック
相手の攻撃をようやくかわして さあ今度はこちらが、というところで
蹴った瞬間に外に出たと分かるキックミス。
サポはもちろんガッカリだけど
味方の選手たちも思わずため息が出てるんじゃないだろか。
DFラインで回していたボールをそろそろ前線に、というところで
前がかりになった味方に出したパスはマイナスのパスで
慌てて追いかけても間に合わず、ラインを割り 相手ボールに。
そんなことが少しずつお互いのテンションに影響するんじゃないだろか。


余裕のないパスが多い。
なぜそんなに慌てているの?と不思議に思うほど。
ちゃんと『その先』を想って出しているパスなのかなぁ。
浮き足立った空気がさらに慌しさを呼んでいる雰囲気。


んー。
中盤、ヘンに忙しいよね。
ボールを持たないまま右往左往するのって精神的にキツいはず。


落ち着ける場所が欲しい。
安心できる場所。
拠りどころ。
それがあれば守備も攻撃ももう少し安定してくる気がする。



せっかくのアウレリオをどう起用しようか?
ため息続きの空気を変えたくて 主人とそんな話をしていた。
「ヤジがもう少し西澤風を身につければ」
うーん、それもそうだけど
現状では西澤本人がたぶん一番アウレリオを活かせるンじゃない?
「でもさー、そうなるとヤジが出場できないじゃん。
 ヤジのルーズボールの追いかけ方は相手にとって脅威だし
 置いておきたいんだよなぁ」
西澤と、さほどスピードがあるとは思わなかったアウレリオのコンビだと
前線からの守備も期待できない、とも言われてしまった。


はぁ。 ← 結局またため息
中2日で再びダイラ。
時間が短すぎる。
いや逆にそれがいいのかも、なんて無理矢理 光を見出してみる。



花のしづくにならましものを