お互いのための別れ

諸刃の剣。
いい剣だと分かっているけれど 扱いはかなり難しい。


結局 袂を分かつことになったのね。

フェル 期限付き移籍のお知らせ

フェルがウチに来たときにも
かなり前の段階でまず第一報が新聞紙上で流れて
その後 細かな話が何度かに分かれて洩れてきていて
で、本当にこうして移籍してきたので
今回もまず新聞で移籍話が出たときに「あぁ、一緒だな」と思った。
たぶん代理人がそういう手法を好んで使う方なのだろう。


なんとなく最後まで溝を感じざるを得ない選手だった。
移籍初年度はとくに。
前所属チーム監督へのメラメラ感だけでプレーしているような。
ゴール後のパフォはまず奥サマに向けて。
チームメイトやサポは置き去りな感じだったな。
まるで駄々っ子のようにピッチの上で
両手足をバタバタさせる姿には何度もため息をついていた。


それでも ジェジンがいなくなって自分がしっかり引っ張らなくては、と
シーズン当初は考えていたように感じた。
守備に走り回って 味方に指示出して。
そのうち なかなか勝てないチーム状態が
「オレがやらなきゃ」に拍車をかけて回りとの呼吸がずれていったのかも。
もう少し 伸びやかにプレーできる環境を用意してあげられれば
また違っていたのかなぁ。


さて。ひとつ空いた外国籍選手枠。
今回はレンタル移籍なのでエスパに移籍金は入らない。
ただ、お給料は向こう持ちになるので
エスパも同じようにどこからかレンタル移籍した場合
年俸がさほど変わらない選手であれば問題は無い、ハズ。


慣れるまでに時間がかかる初海外の選手は止めてね。
Jで実績がある、といっても すっかり姿かたちが変わった選手も止めてね。
モト・セレソン?なにそれ美味しいの?


有名でなくてもいい、真面目で一生懸命で
上手くて安くて若くて速くて背高で得点力があってイケ面で器用で
チーム愛のある選手ならば文句は言わない。


『獲得』のニュースをあまり期待しないように、と自分に言い聞かせながら
今日か明日かと心待ちにしている。