意地

沸く2階席

今季初の逆転勝利で
ホーム通算150勝で
チーム800ゴール目が決勝弾で。
なんと華々しい見出しの数々♪

清水 2−1 京都
 (エダ・OGと言わずカズキで!

やれたこと、やれなかったこと、
これからどういう形でやっていくのかということ、
そんなことがおぼろげながらも見えた試合だったと思う。
もちろん修正点のほうがたくさん目にはついたけれど
最後までイライラしないで観戦できた久しぶりの試合だった。


シュート5本?
そんなに少なくないでしょう?
シュートの数え方が厳しいンじゃないの?
相手は16本、か。
でも決定的だったのは2本だけだった。
それも超決定的だったけどネ。


この日の先発は少し顔ぶれが変わっていた。
パウロ
よく声が出ていてポジショニングも上手い。
ただスピードがなくて せっかくの攻撃のシーンでは数が足りてなかったり
守りのシーンではテルや戸田が忙しそうにしてた。
でもアウはパウロがピッチにいてくれたほうがやりやすそうで
後半交代してしまうとアウもちょっと目立たなくなってしまっていた。
パウロのフォローの回数が多かったせいか
思ったよりも早めに交代した戸田。
試合前のシュート練習ではキレのあるクロスを何本も入れていて
期待していたのにな。残念。
その代わり出場した純平はキラリ。
少しプレーが変わってきた気がする > 純平
気持ちの波をコントロールするのが苦手な感じだったケド
オトナになった、というか。
いろんな触発もされているンだろうな、きっと。
本当はカズキ投入の後にも もう一枚代えたいところだったとは思うケド
仕方ない。
あえて厳しく言わせてもらいたいのは淳吾。
もっとしっかり君臨してもらわなくちゃ。
動じない揺るがないしなやかな強さをもっと魅せて。
あなたがウチの王様。
それをもっと圧倒的な存在感で示してほしい。


MVPはエダに。
 同点ゴール!
最初から最後まで貪欲さが表に出ていて気持ちよかった。
先に失点してしまって落ち込み気味になりそうなところを
早めに追いつくゴールはチームに活気を取り戻す得点だった。
エダはそれでいいんだよ。
それがエダの良さなんだよ。
わざわざ両ポストに当ててからゴールして
サポに必要以上にハラハラ感を味あわせてくれるのがエダなんだよ。


MIPはカズキに。
 
交代して入ったきたカズキを迎えるダイラの歓声の大きさは
どんなにカズキに期待をしてサポがその登場を待ちわびていたのか、が
カズキを知らない人にも伝わるものだったと思う。
そしてその期待に見事に応えるのがカズキ。
決勝点に結びつくFKをあの位置で奪えたのは
そんなカズキの気持ちのの入ったプレーから。
追いつけなかったボールを再び我武者羅になって奪いにいって倒された。
相手DFは『カズキはきっと転んだまま起きてこない』そう判断して
のんびりボールを捌いてたところに走っていったのだ。
そして淳吾のFKに飛び込んだのもカズキ。
てか。カズキでいいじゃーん、800ゴール。

ちょっとも触ってないならあそこまで大喜びしないと思うよ?
いいよ、カズキで。800ゴール!おめ、カズキ (^^)♪


試合後に訂正された得点者を聞いてガックリするカズキは
お立ち台に連れて行く広報に最後まで「嫌々」をしてた (^^;
 連行されるカズキ


カズキのおかげで一体感も味わった。
ピッチとスタンドがひとつになって決勝点への道筋を作ったと思う。
あの雰囲気はすごく良かった。
ここで点を取る。きっと取ってくれる。いや取らせてみせる。
そんな熱気がダイラを包んだ一瞬があのときあった。

小雨が時折パラつくダイラに『王者の旗』が流れる。
歌い上げたその瞬間にオレンジの花火が咲く。何輪も空に咲く。


再開後のダイラでの試合を勝利で飾れたことを
じんわり噛み締めながら帰路についた。


さあ、ここから!