確信を伴う勝利

3点目

『雨の心配なし』と乗り込んだのに
なんなのぅ、あの天気は (−−;
開場前に日傘として使っていた傘が
帰りにはカメラを守るために重宝しました。

清水 3−1 札幌
 (エダ・岡ちゃん・アニキ)

最後の1失点でお祭りムードが薄まってしまった、とはいえ
いい試合をした直後の試合で勝利できたのは
私的には今季初(連勝は3回目だけどね)。
ナビ杯のスタメンそのままで挑むだなんて
起用された選手たちはもちろん
ベンチを温めることになった選手の奮起にもつながったし、良かった。
途中出場した、決して俊足とはいえない兵働が
ピッチの隅から隅までを走り回り 自らの役割と想いを表現していた姿に、グ。
ようやく『パターン』ができた、かな。


この日は新しいおもちゃ、『デジ一』のダイラデビュー。

お天気も良くて カメラ日和。だったハズが・・・。
見る見る黒い雲に覆われていくダイラ。
そのうち小雨、だなんていえないほどの雨が。
ちぇ。


主人も撮る気満々。だった。
電源をオンにしたりオフにしたりモードをかちゃかちゃ変えたり。
「最低でも3回くらい得点シーン撮りたいなぁ」
などとほざく。


試合はナビ杯の流れそのままに
パスがよくまわり 人がよく動き 見ていて楽しそうなのがいい。
でもなぁ。点が入らない。
せっかく押していてもそのうち攻め疲れたり
ふいをつかれたりするンじゃないか、と不安がチラリ。
そんな前半終了間際。
チームを勇気付ける拠りどころとなりえる先制点が生まれた。
しかも素晴らしい攻撃から。

エダがいい。ホントにいい。
ヒーローインタビューの大人っぽくなった口調が寂しいほど。
 
エダ公式戦3試合連続得点のこのゴールが勝利を読んだ。


後半もこちらペースは変わらず。
何度目かのチャンスに 前が空いた状態でイチにボールが出る。
「打て!」
スタジアムのそこら中から沸くそんな声に応えるようにミドルレーザー。
相手GKがなんとか弾く。
そこに詰めていたのは岡ちゃん!

ネットに突き刺さるボール。

うゎ。みんないい笑顔してる。
岡ちゃんはこれで昨シーズンの得点を上回った。


アニキが後半10分に、兵働は後半30分に交代で出場。
こういう選手たちが控えていることが頼もしい。


そして3点目はその途中出場のアニキだった。

パウロからのふわりとしたクロスに中央で待ち受けていた岡ちゃん。
華麗なオーバーヘッド!・・・を空振りし
虚を衝かれた相手DF陣を尻目に最後尾で狙っていたアニキ。
 


これで 順位以上に気になっていた得失差もちょっと取り戻せる、と
皮算用を始めた途端に失点。
むー。勿体無い。


それでも
想定外の大雨の中 期待して家を出発したときと同じ気持ちで
帰路につけたのは本当に嬉しかった。
もしかしたらこれは今季初かも。
朝一番にコンビニで買ってきたスポ新の全てが岡ちゃん一色で
昨夜エダに魅入られた身としてはマスコミとのギャップを
改めて思い知ったけれど 勝った次の日の朝ほど清々しいものはない。
これでまた次に進める。
次のことを想える。
しかもニヤニヤしながら想える。


さぁ。階段を上ろう。