12年前のあの日

はろうぃ〜ん♪

いよいよ、明日。
決勝に進出することが
こんなに嬉しくてこんなに誇らしいことだと
思い出させてくれた2ヶ月前。
明日は喜びの涙の味を思い出させてほしい。


初タイトルのかかった、96年の9月25日。水曜の夜。


皆さん、どこで何をしてました?
もちろん スタジアム!な方もいらっしゃるでしょうし
まだエスパ愛に目覚める前の方もいらっしゃるでしょう。
和道は高校生で カズキにいたってはまだ小学生で。
えー。12年前ってそんなに時間が経っているものなの、と
しばしショック(^^;


私は自宅のラジオの前でひとり、中継に耳を傾けてた。
主人は後ろ髪をたっぷり引かれながら 福井に泊まりで出張中。


そう。あの歓喜をひとりぼっちで迎えてたンですよ、私。


優勝の瞬間に主人とは電話で歓喜の分かち合い。
夜中にTV放送された録画中継を観ながら
主人のためにビデオを同時に録って
同じテープに選手たちやスタッフの夕方のニュースへの生出演や
特別に組まれた番組も一緒に録画して
今でも大切に保管している。


次の日だったか、清水市役所へ優勝報告に訪れたエスパを観に
妹や母と一緒にタクシーで駆けつけたっけ。
同じように市役所に集まったサポたちもたくさんいて
選手一人ひとりにみんながお礼を言ってたなぁ。


「優勝、ありがとう」って。


バスに乗り込む前に
わざわざ赤ちゃんを抱っこしていたサポのところに寄っていって
抱き上げてくれていたカルロスの優しい笑顔を今でも覚えている。
目を負傷して、包帯でぐるぐる巻きにしていたトシくんは
「あら!トシくん、目 大丈夫!?」
と 近所のおばさん丸出しに普通に話しかけた母に
行きかけてたのを戻ってきて「大丈夫です」と答えていたっけ。


ナニモカモミナナツカシイ。


今回 決勝進出が決まったときには
11月1日までに まだリーグ戦が7試合も残っているのだから
(当時は順位も順位だったし)
まずはそっちに集中しないと、と浮き足立つ想いを
必死に地面に繋いでいたけれど
この間の日曜の試合が終わってからは もう決勝全開モード!


決勝のスタメン予想からここまでの道程、今季の苦味、相手のこと。
しゃべりだしたら つい寝るのが遅くなる。
で。
こんな時間に更新しているのは眠れないから、ではなく
またまた福井に出張な主人のため。


あれから12年。
あの歓喜を再び。