主役の座は誰のもの?

初スタジアム

ワキだって立派な役なのに
どうしてそうもシテになりたがるのか?
誰も彼もがシテでは
舞台が成り立たないだろうに。
シテ?
ああそうか。かの人は『して!』の人でしたね。

東京 3−1 清水
     (ゲンキ)

この日、良かったこと。
ゲンキの初ゴールが生まれたこと。
しかもそれが近い方のゴールだったこと。



短い時間ながらも得点に結びつくプレーを
これまでにももう何度も魅せてくれていたけれど
やっぱり『持ってる人は持っている』と、改めて。
ゲンキの初ゴールを生で観られた。
それが今回唯一の良かったこと。


この日、感じたこと。
そりゃー 11人以上の人を敵に回したらなかなか勝てないでしょうよ。


アオがどんな選手か、よく知っている。
素直で真面目で真っ直ぐで。
それが長所でもあり 時折、短所にもなりえるほど。
自分がどんなに削られても 相手の選手を威嚇したりなんて絶対しない。
自分が犯したファールについてはキチンと受け入れ
主審に異議を唱えるヒマがあったら 自分が戻るべきポジションに
いち早く向かう選手だ。
エスパサポならそんなこと、よく知っている。


そのアオが あれほど執拗に抗議をしたのだから
そういうことなのだろう。


だけど。
あの場で判定が覆ることはほとんど無いのだから
2枚目のカードを出される前に一旦引くべきだった。
結果、二重にチームに迷惑をかけてしまった。


アオはきっと 後悔と悔しさで眠れない夜を過ごしたことだろう。
ここはきっちり猛省して
必ずやってくるリベンジの場で活かしてもらわなくちゃ。
期待してるゾ、アオ。


それにしても。
(11+3)人対(11−1)人の試合だなんて ハンデありすぎ。