広げる間すら惜しんだ輪

ダイラ自慢の芝

昨日までの
凍えるような寒さから
ようやく暖かい陽射し。
雲ひとつ無い、という 見事な青空が今日は隅々まで。


もう何度も書いていることですが
主人は『えすぱリーゼ』専属のカメラマン。
なので観戦中も得点の匂いがすると すかさずカメラを構え
シュートまで至らない場合にはそのままカメラを下ろす、という作業を
試合中に何度も繰り返す。
そして待望の得点シーンは歓喜を秘めブレないように我慢してシャッターを押し
昨日も載せたような画像を撮ってくれている。
さらにそのあとに広がる歓喜の輪も一所懸命拾ってくれるわけですが
だからこそたぶん気付いた、と思うンですよね、


「あのとき 歓喜の輪、無かったンだよ」


私は言われてみて気付いた。
そういえば得点シーンの直後の一枚は
選手たちはもうすでにセンターサークルに向かって走っている。
続く写真はその走っている最中に交わしているハイタッチの模様。


先制されたとはいえ 4分後の同点弾、
前半7分のゴール。
まだ全然慌てる時間帯ではないし
よっしゃー、ここからだー!みたいな歓喜の輪が
自分たちもスタジアムももっと盛り上げたかもしれない。


「2点目を獲りにいかなくちゃ!」
どちらかというと余裕の無い声で聞こえてきそうな写真。


硬さはそんな小さなところにまであったのかも。