リーゼ・アウォーズ’09

MVPはアラタに

晦日恒例の
独断と偏見の勝手に表彰、
『えすぱリーゼ・アウォーズ』。
第6回目の今年は
ちょっと簡素に行います。


今季、エスパ戦を生観戦したのは35試合。
戦績は13勝9敗13分、生涯戦績は155勝91敗54分となりました。
今年も その中から表彰を。

ベストゲーム

第23節 静岡ダービー(5−1)


今季はなかなか気持ちの良い試合を観ることができず
実は途中までベストゲーム候補は第8節と第18節のドローゲームでした。
その後でも 勝った試合は幾つもあったのに
あのふたつの引き分け試合を超える感動は得られなかった。
そんな今季のモヤモヤを一気に吹き飛ばしてくれたのは
ダイラで開催されたダービー。



あんなに気持ちの良いダービーは初めて。
衝撃的なダービーでした。

ベストゴール

岡崎 慎司(第14節 山形戦)


ベストゴールも散々迷いました。
たくさん候補があったから、ではなく 見つからなくて。
できれば勝った試合でのゴールで
シチュエーションも良くて・・・と選り好みしていると、なかなか。
アラタの初ゴールは引き分けだし
イチからのクロスで岡ちゃんヘッド、の美しいザ・サイド攻撃も引き分けだし。
そこで岩下からの縦パス1本に合わせた岡ちゃんの
代表凱旋ゴールを選んでみました。



マスコミ含めて 誰もがゴールを待っていたプレッシャーにも負けず
『らしさ』を魅せたゴールで期待に応えてみせた岡ちゃん。
さすがだな、と思わせたゴールでした。

MVP

児玉 新


こちらもねぇ、相当迷いました。
毎年 シーズン終盤はいい形で終わってくれるので
誰々も良かったし誰々も選びたい、と イイ意味で迷うのですケド (−−;
あれだけ負けがこむとなかなか、ちょっと選び辛いというか。
その苦しい時期に離脱するまで
私の中でのMVP候補のダントツは岩下。
代表での疲労と戦いながら引っ張ってくれた岡ちゃんや
終盤のホンタクの急成長も捨てがたいけれど
正CB2枚がいないなか 獅子奮迅の働きを魅せてくれたアラタに。
初ゴールどころか2ゴールめも奪ったし。
ケンタの信頼が厚いのも頷ける。
助かりました。ありがとね、アラタ。
来年もよろしくです。



なんだか愚痴っぽい『リーゼ・アウォーズ』からも分かるように
今年はニガい一年となりました。
10年ぶりに立った首位の座から一瞬でコロコロと転がり落ち
踏ん張る土台を見つけることができないまま順位を落としたり
ナビ杯も天皇杯もイイところまでは行ったのに、という結果に終わり
悔しさとか憤りとかとは違うセツナサで一杯になったシーズン。
怪我人が同ポジションで重なる不運もあったし
味わったことの無いプレッシャーにも苛まれて
ホントにニガい一年でした。
でも
新しい希望の光りはちらほらと微かな存在を匂わせています。
来季はどんな年になるのでしょう?
笑って終えるシーズンだといいな。
嬉し涙に咽ぶシーズンになってくれるといい。


今年も一年、お付き合いくださいまして
本当にありがとうございました。
たくさんの温かいコメントや反応に支えられて今年も無事続けてこれました。
来年は皆さんにとって素敵な一年になりますように。
エスパにとってもイイ一年になりますように。


良いお年を。