天命も果報も待つのみ

ダービー!

やれるべきことはやった。
あとは追い風が吹くのか、
それとも風自体吹かないのか。

清水 2−0 磐田
 (永井・平岡)

前売り情報だとさほど売れてないンじゃ?という雰囲気だったけれど
お天気の良いダービーは最終的に1万7千人の観客を呼びました。



エスパに残されたナビ杯予選は もうこの試合だけ。
相変わらず予選突破の条件は厳しくて複雑で首の皮一枚。
でもただひとつ確かなことは
この試合にまず勝たないとそれらを語る資格が無いのだということ。


それなのに なかなか枠内にシュートを飛ばせないまま
時間が過ぎていった、気付けば前半38分。


小野のFKから。



最後は永井!



先制点。ホ。



まずは1点。そしてあと1点、さらにもう1点。
得失差のことを考えて
先制点に沸きながらも つい次の得点に想いが飛ぶ。
が。
結局前半にそんなチャンスはなかった。



日陰のなかで風にさらされていると 少し寒く感じるようになった、後半。
17分、FKはまた小野。



ボスナーの鋭いヘディングは弾かれたけれど
こぼれ球に落ち着いて反応したのは平岡!



守備だけじゃなく攻撃面でも頼もしい。



これでこの日、最低限の目標の2点を獲ることができた。


ボスナーがボスナーエリアでFKのボールをセットすると
なんとなくスタジアムが笑いに包まれて 期待の拍手まで自然発生。



いつもよりも威力が足りなくて 決まらなかったのが残念。
もうさ、これは恒例行事になりつつあるよね (^^;


さらなる追加点を!
このあと相手チームに退場者が出たこともあって
ケンタの攻撃的な采配もピッチ上の選手に伝わるようなものだったけれど
なかなか次の1点は遠かった。


試合も刻々と終わりに近づくと
今度はこの点差のまま終わらせることも重要になってくる。
ベンチに残り時間を確認する、小野。



そんな、小野の存在は本当に大きい。


この日のMVPは その小野に。
得点源となったFK2本はもちろん
試合中に垣間見せるトリッキーなプレーに感嘆しつつ
献身的にボールを追う背中に感心もする。
なんて素敵な選手なんだろう、と改めて。



2点差以上をつけての勝利を期待された試合で
きちんと『2−0』で勝った。
もう後がない、という状況からの二連勝。
しかも連続完封。
よくここまで精神的に持ち直した、と褒めてあげたい。
おかげでここからの中断期間を前向きに過ごすことができるだろう。



人事を尽くして天命を待つ。
参加しない、決戦は水曜日。