【J特】悪循環

esuparieze2010-10-17

裏目に出始めると際限なく裏目に出続ける。
少々の疲れや怪我なら代わりはいないガンバッテくれ、と送り出し
さらにコンディションを落とすことになり
次の試合には よりメンバーが揃わなくなり
無理をしたわりには勝ち点も奪えずに『大事な』試合だけがまだまだ続いていく。

清水 1−1 京都
 (カズキ)

スタメン&ベンチをメールで確認した時点で苦しいなぁ、という思いはあった。
淳吾がベンチにも入っていない。
全治3週間、と発表されたのに随分早く出場したのが先週日曜日。
まさか悪化したわけではあるまいか。
これから始まる、苦しくなりそうな試合のことよりも
なぜ淳吾がベンチ入りしなかったか、ということが心を重くした。



開始5分。
フリーでボールを持ったカズキが まだ距離があるなか
勢いよくミドルシュート



先制。



今季前半のエスパルスなら
点を獲らなくてはならなくなった相手を焦らせるだけ焦らせて
隙を見つけながら追加点さらに追加点、と奪えてた。
あのころの風格も落ち着きも 今は全く面影はない。
『勝ちたい』という純粋な想いで駆け回る相手の 勢いをそのまま受け止めて
持ちこたえられずにガラガラと崩れ落ちた。
勝ちきれないでここまできてしまっていることが
選手たちに見えない足枷をつけている。



小野のコンディションも気になるけれど 今、一番抜けられて困るのはヒョー。
全然休ませられない。
昨日の試合も疲労が濃くて 本当ならもっと早く代えてあげたかった。
でもベンチに代わりがいた?
この選手をここに入れてこの選手のポジションをこっちにして、と
結局は『奇策』しか思い浮かばない。
交代は確かに遅い。でも動けなかった、とも思う。



この試合、もしこのまま『1−0』でキチンと勝ちきることができれば
内容はどうあれ自信になるハズ。
まさに祈るような想いでズルズルと下がりっぱなしの試合を見つめてた。
2点目を獲っていれば、とは言うけれど
完封で終えることのほうが重要だと考えてた。
獲られた時間帯のなんというマズさよ。
ある意味、典型。



試合終了直後のブーイングって わりと審判に対してのものが多いけれど
この日は明らかにチーム、というよりケンタに対して。



どこに希望と目標を見出すか。
まだ8試合も残っているのに早くも来季の話、では
今季前半の輝きぶりがただただマブシくてセツナイだけだ。