悪夢にウナサレル

すっかり寒くなってきましたが
二重窓のおかげで部屋の中は まだ暖房器具を出さずとも快適空間。
夏の暑さでは本当に殺人的な気温の上昇をみせましたけど
この時期は ひざ掛けや大き目のブランケットがあれば、それで十分。
寝る時もまだ布団ではなく キルトを一枚掛けてるだけ。


そうそう。
怖い夢、って見たことあります?
自分の叫び声で目を覚ますような。


・・・夕闇の時間。
人の顔の判別はほとんどできない、街灯の無い細い道。
自分以外は誰もいないと思っていたのに
ふっと現れたランドセルを背負った男の子に呼び止められる。
「なぁに?」と少しかがんで返事をすると
その子が手に持っていたのは きらりと光るカッターナイフ。


ぅわぁぁぁーっ
「どうしたのっ?何?どうしたのっっ?」


はい。大きな叫び声をあげまして。
隣で寝てた主人がびっくりするほどの。
午前2時でしたけどね。


はぁ、夢だったのかー。
びっくりした・・・うぅ。
と、ひとしきり安心すると 今度はそこから可笑しくて可笑しくて爆笑。
心配してくれてる主人に
なんて説明しよう?と思うそばから笑いが止まらない。
私、小学生に命を狙われたの?
しかもカッターナイフをちらつかせて言ったセリフが
「その手に持っている漫画を全部こっちによこしな」
だっただなんて!
どんなけ漫画の山を抱えてたの、私!
笑っちゃって笑っちゃって説明不可能。


真っ暗な部屋で隣でスヤスヤ寝てたオクサンが突然ぎゃおぅーっと叫んで
何事かと心配して声掛けたら
聞こえてくるのは状況説明ではなく、大きな笑い声。


もしかしたら私が見た悪夢よりも 主人には悪夢かもしれません。