【J特】リーグ終了

esuparieze2010-12-05

リーグ最終戦
ダイラへ向かう車の中での感情をどんな風に表現していいやら。
この日を迎えたくなかった・・・ような、
観戦日和にワクワクもしてる・・・ような。

清水 0−3 G大

行く途中の東名でも その見事な姿を披露してくれていたけれど
清水から眺める富士山がやっぱり一番好き。



突き抜けるような青い空。



秩序良く流れる時間とともに試合に集中できていった。



モチベーションの差。
前節のアウェイのときにも思ったけれど
やっぱり今回もそれを痛感せずにはいられなかった。
勝っても順位は上がらない、負けても賞金は貰えるチーム。
かたや負けたらACL出場権が無くなるかもしれないチーム。
出足の一歩に現れる差が試合の流れを決定づけていました。


守備でも攻撃でも被ってるシーンの多いこと多いこと。
チームとして戦っているのではなく
「勝ちたい」という個々の想いが強すぎて、空回り。
同じポイントを危険と感じて複数人がフォローしに行ってしまうし
同じ美味しいスペースを奪い合ってしまっていた。


そして。西部の負傷退場。



守護神のアクシデントで
前半16分には一枚目の交代カードを使うことに。
しかも その間に失点までしてしまっていた。



歯車が噛み合わないまま追加点を奪われて前半終了。
日が当たる時間帯では着てきた服が暑くて後悔したけれど
陽が沈むころには用意してきた防寒具をすべて身に着けても
寒いサムイ観戦になった。



ハーフタイムにケンタに闘魂を注入されたらしく
後半は少し攻撃に迫力を魅せ始めたけれど
最後の、もしくは最後に繋がるひとつ前のシーンでは
消極的な姿勢が見え隠れ。


気持ち、って こんなにプレーに出ちゃうのか。


手がかじかんできて指先が冷たい。
手袋を観戦バッグのなかから取り出そうとガサゴソしているうちに、さらなる失点。


そのあとの「せめて1点!」というスタンドと選手たちの悲壮な空気に
ちょっと乗り切れていけない私がいた。



イチのアシスト、観たかったな。



底冷えする山の冷気を足元から感じながら試合終了の笛を
空しく聞いた。



2010シーズン終了。
3週間空いて天皇杯3試合が残ってる。


もう一度、今季前半のエスパが観たいな。
みんな楽しそうにサッカーしてた、
つい数か月前のエスパを観たいな。