セレモニーは淡々と

esuparieze2010-12-06

試合終了後、
一旦ロッカーに戻った選手たちがベンチ入りしていない選手たちとともに
背番号順に再登場。



全員勢揃い。



いつものイワヲ節もこの日はちと空振り。
でもね。
あんなところでチャントされたって 選手たちは嬉しくないよ。
『ダシに使われた』と思うだけなんじゃないかな。



ケンタやヒョーの挨拶に続き
もしかしたら・・・と期待してた、退団が決まっている選手の言葉のひとつも無く
スタジアムを一周。




泣く気満々でマスカラしていかなかったのに 一粒もこぼれなかった涙。
淡々と進むセレモニーに「こんなものなのかな」と、また別の寂寥感。
いや、現役を引退するわけじゃないし
ホームゲームはまだクリスマスにもあるし。
ぽっかり空いた隙間を埋めるためにあれこれと必要以上に考え事をしてた。


オレンジボールを観客席に投げ入れながら周る間
大型スクリーンでは今季の全ゴールを流していた。
一番沸いたのは、テルのゴールシーン。
くしゃくしゃに笑うテルをチームメイトがそれ以上の笑顔で取り囲む。
直後に映し出されたケンタも笑ってる。
というより吹き出してる。
なんだかずいぶんとあれから時が経っているみたい。



しばらくのオフを挟んで、3週間後には天皇杯準々決勝。
それが今季最後のダイラの試合。
エスパ観戦はしばらくお休み。
寂しいなぁ。