覚悟と男気

大量失点で無得点な試合を３度も続けてハラハラさせてたくせに
完封しただけじゃなく大量得点までしちゃうとは！
真ん中はないのか真ん中はー（≧▽≦）なーんて
頬を緩ませながら言いたくもなるというもの。

清水　３−０　大宮
　（エダ・小野・タカ）

獲るべき人が獲り　獲ってほしい人が獲り。
絶叫しすぎたせいで喉が痛くて痛くて（＾＾；
でもその痛みすら愛でるように堪能してます。

アウェイ３連戦は大敗惨敗３連敗。
久しぶりのホーム・ダイラに戻ってきた傷だらけのエスパを
包み込むように迎えたサポ。

「なにやってるんだ！」というよりは
「やっぱりそりゃなかなか大変だよな・・・」的な声も
聞こえていた試合前。

が、ふたを開けてみたら・・・

イイじゃん。エスパ。
実はこういう時に一番心配なのが『空回り』。
もちろん　いつも以上の気合は感じたけれど
程よい闘志と落ち着きと伝わってくる『虎視眈々』。
点は入っていないけれど　イイじゃん、エスパ。
そんな感想を持った前半だった。

そして。
それを後押しするように　綺麗にオレンジに染まる西サイドの空。

後半開始前の円陣。
いつもよりも長めに選手間で話をしていた。

きっと、後半は前半よりももっとイイ。

そんな後半３分。
コースケの素晴らしい突破からエダへ。

エダのシュートはポストにあたり
それをタカが中へ折り返し

再びエダ！
打ち直したシュートは今度こそのゴール！！

この日のエダは久しぶりに好きな位置で好きなプレーに
機嫌良く輝いてた。
本当に好きなんだな、前目。
テルの後継者は”いい感じで年齢重ねた”エダ、だと信じてる私だけど
こうやって活き活き走り回るエダも嫌いじゃない。
むしろ、好き。

これで念願の『拠りどころ』ができて
なんとなく　見えない重石が外れ
少しだけほっとしてるようにも見えたエスパは
さらに先制点の６分後。

小野の見事なGK股抜きゴールで追加点。

この日のコースケの積極果敢な上がりは目を細めるほど。
先制点のときの最初のシュート時のクロスも
追加点のアシストのクロスもすごくすごく良かった。

スタジアムも爆発しそうなほどの歓喜！

そして３点目は
待ってたぞ！的なタカのゴール！（≧▽≦）ｷｬｰ

小野タカのアベックゴールは約ひと月ぶりで連勝。
ここからもバンバン観たいから！
頼んだよ！！

交代して入ったアレックは休養十分だったらしく
攻守に光っていた。
平岡と真希の交代はそのまま同ポジションだと思っていたけれど
そうではなく村松をスライドして。
こういうゴトやんの抜け目のないところが好きだ。
一番最後に投入されたアトムも楽しい。
自分の役割をキチンと理解して　若武者らしさも魅せつけたプレー。
エダからいただいたエンジェルパスをゴールできれば最高だったけどねー。

４５分に近づいてきたときのCKでは
ゲンキとアレックが魅せました。
ラストプレーではスタジアムの要求にボスナーが応えて。

久しぶりにシュート本数が１０本を超え
楽しく夏の夜が弾けた。

ボスナーのブルマ姿に　ポ（〃ｖ〃）

そして　この勝利でJリーグ通算ホーム１５０勝。

MVPはエダに。
９０分間、最初から最後まで走り続け
特に前目のポジションに移ってからの
「ココだよ、ココなんだよ！」な水を得た魚のような表情のプレーに
にやり。

MIPは小野とタカに。
ゲンキも良かったしコースケも良かったし
岩下も頑張ったし（もうひとつの戦いにも負けなかったし）
高木クンも交代して出場した選手もみんな良かったけど
小野とタカに。
『清水』を知る男たちがその責任と重みを理解したうえで
牽引役を引き受けている。
その覚悟と男気と実行力に惹かれまくってる。

暫定７位に浮上し　目につくのは大きな得失差。
そんな状態だけれど
昨日の内容をキッカケに　また前進していけばいい。

暑い熱いダイラの夜はまだ続く。
さ、次の試合も魅せて。