イロイロ分かれ目

どっちだろう?
先制したのに勿体なかった?
ギリギリで追いついて儲けた?
試合直後は 少し肩を落としながら溜息、な感じでしたが。

清水 3−3 C大
 (小野・高木・タカ)

ずっと曇っていたけれど 空には明るさもあって
もしかしたらこのまま雨は降らないかも。
と思っていたのに
試合まであと10分というところで降りだすとか(^^;



でも雨のダイラは オレンジが一際鮮やかで、好き。



初お目見えのキャラがなかなかボールに触らないなぁ、とか
思いながら観ていた前半の7分。



ゲンキのクロスに合わせたのは 小野!



今季は試合開始15分の得点が無い、ということを
主人から聞いていたので このゴールは本当に嬉しかった。
先制すれば落ち着いて試合運びができる。
そう、思った。



この試合の分かれ目は早い時間帯でのエダへのイエローカード
『2点め』だったと思う。


前半の18分にエダがイエローカードを受ける。
今度はその数分後に取られたファールで 主審から
『今度やったら もう一枚カード出すよ?』的なジェスチャーの注意を受けた。
これで 厳しく守備に行けなくなったエダは
なんとなく攻撃にも前節のような活き活きとしたプレーが
魅せられなくなってしまったように感じた。


そして『2点め』。
ホントなら前半のうちにそれを決めておきたかったし
後半になってからも そのチャンスはあったハズ。
後半27分に投入された相手のヒトがPKで3分後にゴールしたのは置いておいても
その1分後にさらに『2点め』を許したのが
・・・勿体ない。


同点に追いつかれただけならまだしも
間髪入れずに
こちらは決められなかった『2点め』を許した。
そこが キャラの言葉を借りるなら、がっかりした。


でも。
ここからのエスパに これからのエスパの『拠りどころ』を見つけた。


逆転された3分後。



高木クン、リーグ戦初ゴール。



ところが、また41分に3失点めを許す。
脆いな。
そんな守備に溜息をもらしながら 残り時間を思う。


だけど。
選手たち、とくにタカは全然諦めていなかった。


2分後。



渾身のヘッドを相手ゴールに突き刺す。



この日、自ら招待した岩手県のサッカー少年たちの前で
『諦めない』を体現してみせた。


タカ、痺れるほどカッコイイ。


こちらは試合後に その子たちから掲げられたメッセージボード。
『ありがとう、高原選手』



このギリギリな時間に追いついたことは
チームとして成長の証だと思う。
その後、試合終了まで畳み掛け続けたけれど
4点めが奪えなかったのは
チームとしての伸びシロだと信じてる。



結果的に3得点獲れたのだから
早めに獲ってくれていたら良かったのに、とも思うけれど
せっかく前節完封できたのに
また3失点もしたのか、とも。



評価をどうしようか、迷う試合結果だけれど
ここは明るく『追いついたことを良し』としておく。


次は中3日でアウェイ山形。
掴みかけているはずのナニカを
もっとしっかりぎゅっと掴んで戻ってきてほしい。