最終手段?武器?

台風が過ぎ去っても 一気に青空とはいかないようですね。
まだ雨が続くみたい。
そのまま秋に突入するのかなー。
今年の秋はどんな秋になるンだろ。
いろいろ物思う、季節です。


この間、主人と『イイ』主審の話になった。


自分が応援してるチームの試合を観ているときには
こちらに厳しい判定をする(ように見える)ヒトを
なかなか『イイ』とは思えないけど
そうではなく、第三者として他チームの試合を観ているときにも
「ちょっとヒドいかな」と感じる時が しばしば。


人間なのだから判定のミスはどうしてもあるし仕方がない。
(もちろん諦めがつかない部分は多いけどね)
大なり小なり一度もミスジャッジをしたことのない主審なんて
ゼロでしょ?きっと。
そうすると そこを『イイ』の判断基準にはできないよなー。


だから
『イイ』主審ってどういう人のことだろう?と考えて
私が勝手に想うのは『優しく笛を吹く人』。


試合中に頭に血が上っている選手を呼びつけるために
しつこくビビビビと鳴らす人や
ビーーーっとやたらと長く威嚇のように吹くのは
絶対に逆効果。
余計に精神状態を煽ってる。
ピっと吹くだけでいい。
最初から長かったり何度も吹いたりしているから 
さらにもっと長くしたり回数を増やして吹かないと
どんどんコントロールできなくなってくる。
そういう笛の吹き方に頼る主審に『イイ』人は少ないンじゃないかな、と思う。
観戦してる試合の最初のファール時に
長々と笛を吹かれると 正直げんなりしてしまう。


主人は『試合を止めない人』が『イイ』のだそうだ。
もちろん 必要以上に、という意味ね。
その代り、分かりやすいジェスチャーも伴ってもらわないと。
なぜファールをとったのか、
今のはファールだけどチャンスなので止めてませんでしたとか
選手たちにも観客にも分かるように大きな仕草で示してほしい。
笛以外の意思疎通も大切。


結局。
ピッチ上で唯一主審の持っている笛は最終手段なのか
武器だと感じさせられているのか
そこなんだなー。


居てもらわないと困るンだけど 存在感がありすぎてもいけないし
公平で公正な判断を常に迫られているけれど
それを完遂したときよりも できなかったときの記憶が深く残りやすいし
大変な職業だなぁ、と改めて。