空を飛び突き抜けて

途中、ワイパーを最高速で動かしていても
前が見えにくいほどの豪雨の中 向かったエコパ。
到着後は雨の心配は全く無く。
それはそれで雨上がりの湿気が気にかかる、9月のお昼間の試合。
雨でも晴れでも心配のタネは尽きないのデス。

清水 1−0 浦和
 (ゲンキ)

ボスナー、アレック、キャラにフレディ。
スタメンに並ぶ4人分のカタカナ表記に「おぉー」とか思いつつ
やっぱりアトムのリーグ戦初先発に目を細めてしまう、清水っこ贔屓。



先週同様、酷い芝。
いや。考えようによっては
すでに先週のうちにこの芝に慣れておいた、って捉えておくべき?



と言いつつも パスミスが多く試合全体にリズムが出てこない。
案の定、ピッチも蒸し暑いらしく 両チームとも重たげな印象。
キャラも湿気には脱帽・・・ではなく脱ユニ。



後半開始。



ピッチの半分がスタの屋根の陰で覆われると
両チームの選手たちが いつの間にか
影の部分に集まってプレーしているのを観るにつけ
過酷な暑さを想う。


そんな後半18分。
辻尾が空を飛ぶ。
突き抜けてスターになる。


待望の先制点。



決めたのはゲンキ!



贅沢を言わせてもらえるならば
前半のうちに決めておきたかったところだけれど
贅沢は敵なので我慢するー (≧w≦)



ゲンキ、いい笑顔してる♪



結局、これが決勝点となり 試合終了。
勝てていない同志で主力を欠いたチーム同志。
ムズカシイ試合になるンだろうな、と思っていた試合に
初先発の選手を連ねて 勝利。
ここで勝てないと 次は前節まで連敗中のチームを
アウェイで戦わなくてはならなくて
それはもっとキツイ。
だから次に繋がる材料を蓄えながら
勝ってそこへ挑めるのは良かった。



あ。サービスショット どぞ。



MVPは・・・本当は決勝弾のゲンキ!と言いたいところなんだけど
ワタクシ的にここは辻尾で。
だってシビレチャッタ、あの突破。
相手DFの背中からヒョイと抜け出てきた辻尾を見たとき
ここで点が入る!絶対入るっ!と思った。
あのシーンはエリア内に 最終的に点を獲ったゲンキのほかにも
アトムにアレックにフレディに、と4人も居たンだよねぇ。
気持ちの良いシーンだったなぁ。


MIPはアトムに。
つい三日前にほぼフルで出場した若武者は
リーグ戦初先発フル出場の試合でその役目を立派に果たし
多くのエスパサポの脳裏に近い将来のエースの姿を思い浮かばせた。
あのロングシュートが決まっちゃってたらもっと良かったのにねぇ!
てか、あそこでGKの位置を確認し
そのままシュートを選択した豪胆さが頼もしい。


残り8試合。
勝ち点『36』、8位。


難しい対戦相手はまだ続く。
いや
ラクな対戦相手なんかいない、か。


残り8試合。
がんばってこー。