試合終了

PK戦までもつれこみましたが、敗退。
今季の試合がこれにて全て終了となりました。

C大 2−2 清水
    (小野・トシ)
 PK(6−5)

大阪に向かう新幹線の車窓から真っ白な雪景色が見えたときには
本当に興奮しちゃいましたが、
長居は晴れ渡った青空。
風が冷たくても雨の心配が無いから まいっか!と。



怪我明けのフレディと小野を半分ずつ出場させるのかな。
先発を見て どれだけフレディがやってくれるのか、に
かかってるなと思いながら始まった前半。



早々に貰ってしまったイエローでボスナーがあまりキツくいけなくなり
あっさりとサイドから上げられたなー、と眉をひそめてたら失点。
攻撃らしい攻撃が無くて
ちょっと形になってないよなぁ・・・とタメイキつきつき見守っていると
フレディが痛んでいて動けないでいる。
えー、大丈夫かしらん (@@;ハラハラ
すると そのまま交代要請!
慌てて小野が呼ばれ 急遽早めの出場へ。
まだこの時点で前半19分。



ちょっとムリさせることになってしまって 不安が広がるけれど
小野が入ったおかげで展開としては少しリズムが生まれ
決定機がいきなり!



そのシーンで相手のハンドがあって PK。
蹴るのは、小野。



きっちりと決めてくれて 早い時間帯に追いつく。



ホ、と息をつく間もなく 流れは相変わらず相手側。
攻撃にも守備にも連動性が無い。
イメージの共有を見出すことができない。
どこか他人任せなプレーが目を付く。
てかコースケはヤラれすぎ。


PKとはいえ追いつくことができて
なんとか前半が終了。


そして後半。



怪しげな雲が近づいてきたと思ったら
ミゾレ混じりの冷たい雨が落ちてきた。
えー、降るなんて聞いてない!
雨具を持っていかなかったので
帽子の上にグラウンドコートのフードを被ったり
荷物を椅子の下に避難させたりして
なんとかやり過ごす。


残り7分のところで 浩太に替わってトシ投入。
・・・んーと、え?・・・だ、誰が守るの? (@@;
周りもざわざわしながら入った位置や入れ替わったポジションを確認し
アレックやタカの器用さや能力の高さに
改めて有難味を感じる。


が。
そのまま後半も終了し、延長戦突入へ。



あまりの寒さに売店へ温かいお茶を買いに行ってる間に
延長が始まっていて 
とても温かいとは言い難いお茶を抱えて(つまりかなりヌクい)
急いで席に向かってる最中にあちら側から大きな歓声。
失点しとるがなー、もぅ。


がっかりと大型ビジョンで失点シーンを確認して
いろんな想いを振り切るようにいつもより大声で鼓舞。
そんな延長前半終了間際。
トシが久しぶりに元気のイイところを魅せてくれた!と思ったら
そのままゴールを決めてくれた。



再び、同点。



そのあと残り延長後半の15分はお互いに決めきることができず、
いよいよPK戦へ。



延長最後のプレーで相手GKと接触したタカは
円陣に加わることもできずに担架でピッチの外へ。
心配そうに片足を引きずりながら
タカのそばへベンチコートを持って駆けつけた小野の姿が印象的だった。



ああ、そか。
小野もフレディも交代してる。
あの状態だとタカもPKを蹴れないだろうな。


一人目は誰だろう?と見つめるその先にはゲンキの背中。



GKに読まれていたけれど きっちり決めた。



二人目のアレックも 読まれながらキチンと。



三人目、ショウ。



4人目の岩下がこちょこちょフェイント入れるも
GKに止められてしまう。



バン事休す、かと思いきや バンちゃんのシュートはクロスバーに。
助かった・・・。



5人目はボスナー。



6人目はトシ。



そして、7人目はカイト。
その昔『勇気の守護神』と異名を持つPKを蹴るのが好きなGKがいてね、
なんて昔話でも始めようかと思ったら
シュートはポストへ。



試合終了。
2度も追いつきながらも、PK戦にまでもつれこみながらも
天皇杯敗退。



今年のエスパルスがこれで終わってしまいました。
いろいろあった一年で
それはそれは重くて苦しい想いをしたことのほうが多くて
じゃ、今季を基礎に来年は明るいのかと問われれば
返事に窮するような状況ではあるけれど
無事に一年を終えました。



毎年「このチームでできるのはあと少しなので」的なコメントが
選手の口からよく出てくるけれど
そういえば今年ソレを言う選手がいなかったかも。
それって吉兆かしらん?と明るいタネを探しながら
大阪を後にしました。
げふ。