決勝T進出!

まだあとひと試合残した状況での決勝リーグ進出を
逆転勝利で花添えて決めました!
しかもまた初ゴールも誕生♪
内容も伴った、気持ちの良い結果になりました (^^)

清水 3−1 大宮
 (平岡・ゲンキ・白崎)

何日も前からの予報通り、の雨のダイラ。
そのうえ ちょっと風が冷たくて
オロシタテのレインブーツが早速重宝する。



前節の北の地での、初々しい朗報が
ダイラに駆けつけたサポの表情を少し緩やかにしていて
この試合に期待するものが垣間見えるような 2階席。



もうちょっとイジってくるか、と思ったスタメンも
大きくは変えてこなかったことに少し驚きも持ちつつ
ゴトやんがこの日 起用してきた11人をニマニマと見つめる。



開始直後からエスパが自分たちのリズムで進めていく。
いつもよりも幾分身体が重いようにも感じるけれど
遠距離を移動してきた中二日、のわりには
動けてたようにも思った。
イヤていうか
中断前のエスパがどれだけ疲弊してたのか、に
気付かされたりもした。
そうだよね、ひとり少ないどころか
ふたり少ない試合をこなしたりしたんだもんね・・・。


ところが、ちょっとした気の緩みから失点。
相手のスローインから
人数は揃っていたのに そのままするすると決められてしまう。


チーム状態がイイと こういうときって悲壮感が全く漂わないのねぇ。
失点が気にならなかった。
もちろん、油断からの失点には眉をひそめたけれど
まー別にこのままこの内容でいけば いつか追いつくし
いつか逆転できるだろうなぁ、と。
無理矢理ではなく 自然とできる、切り替え。


そんな失点の5分後。
前半41分。


イイ位置でFKのチャンスを得ると キジェの蹴ったボールは
美しい弾道を描いて どフリーでジャンプする平岡の頭へ。



その直前でも平岡は惜しいシーンがあったので
入れ直し、みたいな印象 (^^)



このゴールではまだ同点に追いついただけのシーンということで
歓喜の輪は少し控えめ。



それでももちろん前半のうちに追いついてくれたことが嬉しかったし
ピッチから伝わってくる空気が過信ではないことも安堵。
河井が相変わらずイイ。
前半終了間際に魅せた、げってぃのおされトラップに悶絶。
ゲンキの安心感、平岡の安定感。
よっしーだ&キジェそれぞれのSBの重戦車ぶり。
あっという間の前半だった。


さあ、後半。



時間通りにピッチに現れたエスパに対して
なかなか出てこなかった相手。
もしかして新監督の助言仰いでたら遅れちゃったとかかしらん。
んなわけないか (^^;


待たされた分の邪推を交えつつ ようやく始まった後半。
スコアを大型ビジョンで確認しては
そのたびに「あ、まだ同点だっけ!」と思うほど
やっぱり内容は圧倒。
うん、圧倒。


何気なくスコアをまた確認して軽くビックリ、の
一人コントを何度かしたあとの
すでに浩太とトシを2枚投入していた、後半25分。
その浩太から
思わず地鳴りのような歓声を上げたくなるような
ものすごいパスがゲンキに贈られる。
たまらず、エリア内で相手DFがゲンキを引っ掛ける。



えっ?赤!? (@@;



す、す、数的優位ですとー!? (@@;


数的不利には慣れているけれど(しかもこの日の主審は例のカタでしたし)
数的優位にはあんまり良い思い出はないエスパサポにとって
ちょびっとだけ「えぇー」と思ったり (^^;



今季初のPKキッカーは ファールを貰ったゲンキ。
そのまま落ち着いて蹴り込みました。



辻尾の弾けた表情に こちらも明るくなるw
みんなイイ顔してるネ。



逆転。
先制されると悲壮感たっぷり漂ってたチームが
すっかりオトナのチームになりました。



ひとり少ない相手に時折手こずりながらも
攻撃のタイミングを常に狙っている。
そんな時間に最後の交代枠は白崎。


前節 河井やキジェ、なによりも石毛にプロ初ゴールが生まれたことは
きっと白崎にとって 物凄い奮起材料。
同年代のライバルがウジャウジャいるということは
チームにとってもイイ相乗効果をもたらすことが多いよね。
ところが絶好のチャンスが来たと思ったら
シュートではなくパスを選択 (−−;
この時間帯に監督が何を期待して自分を投入したのか、ということを
ちゃんと考えながらプレーしないといけない。
なんて説教じみたことをぶつぶつ言い始めた私の口を黙らせるように
交代して6分後の後半43分。



ぎゃー!白崎!
初ゴールおめ! (≧∀≦)
て、写真に肝心の白崎写ってないしー!ww
ま、いっかー! (≧∀≦)w



喜び方が意外とクール (*´`*)
ホームで しかもサポ側への初ゴールだったんだもの、
もっと弾けちゃうもんかと思ったけどねぇ (^^)♪



先に失点してしまっても直後に追いつき
さらに追い越し、ダメ押し点を決めて勝ちきった。



なんとなく風格を漂わせるピッチ上の若い戦士たちの表情を観ながら
『頼もしい』だけでは片づけたくない、
そんな、『内』から漂う強さを感じてた。



初々しくてしっかりとしたヒーローインタビューに ほっこり。
これからたっくさーんヒロインの機会が増えてくるだろうな。
初ゴール、本当に良かったね。



MVPはゲンキに。
とくに後半、CFに入ってからのゲンキがイイ。
すっかり王さま。
君臨してる。
高卒でいきなりこの位置に上り詰めたワケじゃない。
時間をかけて ここまで来た。


トシは今、自分で自分に焦れてることだろう。
もっと焦れればいい。
焦れて焦れてその先に見つけたナニカを自分のものにして
さらに突き抜けたトシをいつか観られるのか、と思うと
ニヤニヤしてしまう。
このままへこたれるようなヤワなやつだと思ってない。
握りしめた拳を力に変えられるヤツだ。
トシ、これは貴重な時間だよ。
しっかりね。


MIPは河井&浩太に。
繰り出されるパスや攻撃に顔を出したときのワクワク感、たまらない。
ね、ね。
アレックが代表から帰ってきたらどこで起用する?
小野が戻ってきたらどうしよう?
エダはどうする、エダは?
ゴトやんは なんて上手にチーム作りをしてくれてることか。



雨で始まったハズのこの日
いつの間にか綺麗に晴れ渡った空の下、
気温の上昇による体力消耗も心配になったけれど
想定してたよりも みんな動いてた。


ひと試合残して決勝トーナメント進出決定。
このあとACL組を入れた8チームによるランダム抽選が行われる。
相手はどこになるだろう。
どこが相手でも関係ない。
関係ない。