不甲斐なく

苦手だとか相性だとか、そんなんじゃない。
そんなんじゃないと思う。

C大 3−2 清水
     (ゲンキ・アレック)

一度くらい来てたつもりでいたけれど
よく考えてみたら 初スタジアムでした。



すぐそばを電車が通るスタジアムはほかにも幾つかあるけれど
試合観ながら電車も観られる、ってのは
なかなか珍しい作りですよねぇー。



ゴール裏は立ち見芝生席。
どうやら緩やかな傾斜もあるらしく
90分ずっと立ってると次の日以降への影響が懸念されることから
ダイラでいうところの、Aゾーンちっくな席へ。



結局降られずに済みましたが
雨の心配もあり なるべく屋根の下を狙って座ったので
なんとなく周りからアウェイな視線を感じるのは致し方の無いこと。



99年以降勝てていない、らしいアウェイ。
そ、そんなだっけ?! Σ(@□@;



試合前に耳に入る、そんな情報に
副う内容 (−−;


バタバタする守備とブツギリの攻撃。
先週観た後半の続きを まだ観てるような錯覚。


ようやく1stシュートになりそうなシーンで
アレックが倒され、PKのチャンス。



キッカーはゲンキ。
アウェイのプレッシャーをモノトモセズ
前半10分、先制。



ゲンキは前節二桁に乗せたと思ったら
間髪入れずに11点め。
落ち着いてるな。


でも。
結局、前半のシュートは この1本だけだった。


合って無いようなDFラインはズタズタ。
よーいどん!で並んで走り出す、キャラ頼み。
攻撃時のアイデアの共有の無さにもガッカリするけれど
それ以上に深刻なのは、守備。
試合中はずっと はったんとアレックのポジションが
逆のほうがいいんじゃないかと気になっていたけれど
河井とタイスケの位置を交換してあげることで
もしかしたらもう少し全体が活性化したかもしれない、と
翌日の帰りの新幹線のなかで思い返してた。



追いつかれただけでなく 終了間際で逆転された前半。
頭からの交代はなく、後半はそのまま始まった。


内容が好転する材料もないまま 時間だけが過ぎる。
隣で「おぅ、このまま勝ったら試合後にメシでも行こうや!」などと
こちらに聞こえるように大声で
ニヤニヤしながら携帯を耳に当ててる おじ様にウンザリ。
次があるかどうか分からないけど
もうミックスゾーンに座るのはコリゴリ。


後半19分、ようやく動く。
投入されたのは げってぃ。
この交代で試合の流れが徐々にエスパにも掴めるようになってきた。
向こうの足が止まってきたのもあったと思うケドね。


そんな25分、FKのチャンス。



絶好の位置!
なんだけど 正直期待してなかった。
だって
今、直接FKを決めきることができるキッカーが
いない。


このときも
「誰が蹴るンだろなぁ?どーせ枠の上に飛んでくンだろーなー」
と頬杖ついたままの体勢でちょっと不貞腐れてた。



ほぅ。
アレックが蹴った!珍しいなぁ。



え? (*@∀@*)



わっ!



決まったーーー! (≧∀≦)



この時点でシュート2本で2点。
その数字の示す通りの内容だった。


だからこそ、勝ち点は『1』でも もう十分だと思ってた。



あと少しでロスタイムに突入する、といった時間帯に
残り数分を堪えることもできずに 再び逆転を許す。
そして追いすがる術も持たないまま、試合終了。



まるで
この試合ってDFラインにはいつものメンバーじゃない選手が
出場していましたっけ?的な 『個』頼みの守備。
苦手意識だとか相性の問題だとか、
相手どうこうじゃない。


勝ち点『1』だったとしても
この試合は それだけでも十分に思えた。
最後の踏ん張りの利かなさが
気になってしかたない。


シーズンが終わるまでに改善は臨めるのかな・・・。
今季最低なデキの試合を観終えて
駅へ向かうアシドリもタメイキも重たいものデシタ。