あと一歩、の差

また届かなかったなぁ。
あと一歩、なんだけど
それがなかなかどうして遠い一歩なんだなぁ。

清水 1−2 鹿島
 (ゲンキ)

到着したのは朝6時を少し回ったころ。
はい、3時起きでしたよw



そーんな時間、まだ誰もいないンじゃないのぅー?
なんて思うでしょ?
ガムテでバっといてもらった場所は
立錐の余地もないほどだったんですよーw


10時開場。
13時KO。



コレオの代わりに
それぞれが想いを込めたフラッグを振る。
昔ナツカシのものがあったり 手作りのものがあったり。



バクスタではJ主導のナビ杯コレオ。



ほとんどが23歳以下。
そんな若いエスパルス戦士たちが決勝の舞台で
走り回る。



先制は相手。
後半28分にPK。
その直後の32分、
今度はエスパにPKのチャンス。



キッカーはゲンキ。



プレッシャーがかかって当然の場面だけれど
落ち着いて決めるゲンキは
さすが、のひとこと。



これでゲームは振り出しへ。



が。
どちらのチームも次の一点を決められないまま
試合は延長戦突入。



勝戦の延長、か。
それもエスパらしいなぁ。



なんて思いながら観ていたらカウンターから失点。


再びリードを許し 追いつくこともできないまま
試合は終了した。



準優勝。
ナビ杯だけで 4度目の準優勝。



準優勝のチームって優勝チームの表彰式を
下から見てなくちゃならなくて ツラいけど
いつかきっとその悔しさが『糧』に。



私たちサポは何度も何度も流してきたけれど
若い選手たちにとっては初めてのナミダの味。
忘れないでいてほしい、ずっと。



相手はタイトルを獲るために
徹底的にエスパの長所を潰してきた。
エスパはエスパらしいサッカーを魅せながら
そのうえでタイトルも獲ろうとした。



試合前に組まれたTVの特集で
両チームの若きエースのインタビューが流れてた。
年も同じなふたりだったけれど
背負ってるものは明らかに違うな、と
それぞれの映像から
ゲンキの凛々しい表情見て想った。



そんなゲンキのセレモニーでの涙は少し意外だった。
そういうキャラではなく
悔しさを押し殺して糧にしていくタイプだと思ってたから。
でも考えてみたら、まだ22歳だったんだな。
背負ってるモノの重さを
感じさせないほど頼らせてもらっているから
普段はすっかり忘れちゃってるけど
まだ22歳なんだっけ。
ゲンキはまだまだ強くなる。
そしてエスパルスも。


負けて悔しかったし
また優勝に手が届かなかったけど
2年前や4年前とは試合後の想いは違う。


中3日でリーグ戦。
こんな早くに試合があるのは きっとよかったこと。
そう言い聞かせて
水曜日のエスパルスを楽しみにする。