ドロー発進

酷暑に豪雨にRAIJINに、と
普通な天気のなかで観戦したことのない大宮。
予報では強風だった、この日の天候はいかに。

大宮 2−2 清水
     (げってぃ・うっちぃ)

お天気は、雨の心配まったくなし。
それでも用心して一応持参してたポンチョは
満場一致で車に置いていくことに。
しっかしまぁ風の強いこと強いこと! (@@;



陽向でも冷たい風のせいで体感温度は低く
日陰で風にさらされたヒには
もうじっとうずくまりたくなるほど。



贅沢な散水風景。



でもこの水まき、隣の野球場行って撒いてきて!と
言いたくなるくらい 隣からの砂嵐が凄かったデス。



砂で視界が白くなるなか、選手入場。



アウェイユニ、初お披露目。



青い清水。


うん、その文字に
クスグラレル。



その背には 富士山。


新しいココロミにノスタルジー感じながら
いよいよ始まる開幕戦に 深呼吸ひとつで逸る想いを整える。



うーん。
よろしくない・・・。


ボールは持たされちゃっているし
こんなキャラ観たことない!ってくらい不安定だし
風に、いいように踊らされてるし
右往左往。



とりあえず、前半はスコアレスで終えることができて
よし!後半は風上!!と
意気込んだハズなのだけれど。



トシが右サイドで
やけに軽い守備をしたな、と 眉をひそめてたら
そのままクロスを上げられ
後半11分 オウンゴール
先に失点。
そしてバラバラな守備のなか
その約10分後にも追加点を奪われてしまった。


2点のビハンド。
そんな後半25分、ゴトやんが勝負に出る。


ヨッシーダ&タイスケに代えて せぬぅー&うっちぃ投入。
ここでシステムも変更して
バレーさんとせぬぅーの2トップへ。


ゴトやんの采配、みごと的中。


得点の気配が希薄だったエスパが
敵陣で惜しい機会を何度も魅せるようになる。


交代の4分後
せぬぅーがゴール前で競り合い
こぼれたボールに



げってぃ!



ゴールネットのなかで転がっているボールを抱えながら
ゴール裏に詰めかけたサポに煽りを入れて
げってぃは すかさず、センターサークルへ走っていく。



イチが保持してたチーム史上最年少ゴールを塗り替えるモノだったけれど
まだ負けてる状況では喜んでるヒマはない。
ゴール直前のシーンで相手GKと競り合って
少し足を痛めてたせぬぅーも
試合再開の笛に気迫で走って自分のポジションへ戻っていく。


みんな、気持ちが入ってる。
相手がこちらの気迫に圧されて
少しバタバタと、し始める。


そして 左サイドでFKのチャンス。
キジェが出場していないなか、
トシの隣に立つのは 途中出場のうっちぃ。



うっちぃの放った弾道は
そのままゴールへ吸い込まれていった。



同点!



あんなに得点のニオイがしなかったのに
2点も獲って 同点にしちゃった!



ベンチとピッチが入り混じっての、歓喜の輪。


・・・え?木木もいた? (・∀・;



押せ押せムードのなか
実際に「なんで入らないっ!」的なシーンもありつつ
同点のまま、試合終了。



この同点は高く評価したい。


良かった、追いついて。
負けに引きずられそうな雰囲気を
よく取り戻したと思う。


選手たちには 大きな声でお疲れさま、と。



この試合、勝ってないけれど
MVPは げってぃに。


去年よりもまたレベルアップしてる。
スエオソロシイ18歳だ。


同じくMIPを選ぶならば、純平に。


どこか物足りなくて、いつまでも若手枠で。
そんな純平が魅せた、ベテランとしても気配り。
心憎いほど落ち着いて丁寧で気が利いたプレーを観て
少し物思いにフケッタリ。
改めて、お帰り。純平。
帰ってきてくれて、ありがと。


次点は平岡。


CK崩れでもなんでもないシーンで
ガンガン前へ駆け上がってくる姿に
ちょっとシビレタ。
今季もよろしくお願いします。



負けてたゲームで拾った勝ち点『1』を抱えて
次節、ホーム開幕。


アイスタ、いよいよ。