生涯J1

来年もJ1で戦うことになりました。
ギリギリのギリギリで残留。
良かった。
でも。もう二度と、こんな思いをしたくない。

清水 0−0 甲府

元々、駅伝の交通規制の関係で早めにスタジアムに向かうことにしていたのだけれど
TLに続々とダイラ到着報告が上がってきて
それに伴い、最後尾がどこそこまで伸びているだの
駐車場がすでに満車になっただのとつぶやかれていて
落ち着かなさに拍車の掛かる、試合前。



確かに到着してみたら ここ数年味わったことのないくらいの人出。
そんな人混みを見ていたら なんだか逆に緊張してきてしまって
ちょっと気持ち悪くなってきたり (´;ω;`)←ヘタレ


これが今季最後の試合。
そして全てが決まる試合。


そんな試合の前の煽り映像に かつてエスパに在籍していた選手や監督が
次々に現れて残留に向けてメッセージを送ってくれて
ナミダがこみ上げてきて やっぱり吐きそうになる←



零れ落ちそうなほどに膨れ上がった二階席。



その想いを一身に受ける。



風下に立たされた前半はシュート0。
サポが感じた異様なまでの緊張を選手が感じていないハズはなく
見えない足枷になっているかのように 動きはこわばっていた。


噛み合わないパス、共有できていないビジョン。
少し苛立ちを見せ始めた観客席からは 徐々に不満げなタメイキ。



後半もそれは変わらない。
直接のライバルの大宮が後半開始早々ですでに2点のリードをしていることも知っていたので
絶対に負けられない。



惜しくも2万人には届かなかったけれど 久しぶりに超満員に膨れ上がったダイラ。


救世主の村田の投入はなかったけれど
たぶんバランスが崩れることを恐れてのことだったンだろうな。
それでも『げんたんを投入させた』ベンチの意図はしっかりとピッチに示せたと思う。


勝ち点『1』でも残留は決められる。


ダイラに集結した祈りに応えて、引き分けのまま ようやく試合終了の笛が鳴ったとき
私のなかにこみあげてきたのはナミダではなかった。



しばらく経ってTVの映像で観たゲンキのナミダに
言葉にできない苦悩や重責を垣間見たけれども。



二度と。
もう二度と、こんな思いをしたくない。
試合が終わって 無事に残留を決めることができたとき
『嬉しい』と感じるより先に そう思ってた。
もう二度と、こんな思いをしたくない。
しないで済むために それぞれがそれぞれの為すべきことしなくては。


今季の試合はこれで全て終了した。
来季以降を もっと上を向いて過ごすために
なぜ今季はこういうシーズンになったのか、を精査してほしいと心から思う。