極寒の敗戦

スコア以上の差。
それを痛感させられた試合だった。

清水 0−2 川崎

相当サムイ、と覚悟して真冬なみの装備で出掛けたダイラ。
もうすっかり葉桜かも。なんて思ってたら
意外とまだ咲き残っていてくれてた。



ヒートテック重ね着してフリース着込んで分厚いニットのベスト引っ張り出してきて
ロングのダウン羽織ってマフラーぐるぐる巻いてフリース帽目深にかぶって
手袋して膝掛を腰巻にしてカイロ5枚も貼りつけて。
それでもまだ『サムイ』と思うほどの冷え込み方。



ひとときも休むことなく吹き続ける冷たい風。
そんな、すっかり冷え切った身体に ムチ打つような負け方だった。



がっかりする、とか 怒り出す、とか 呆れる、とか
そんなんじゃない。


どうしたらいいんだろう、と 途方に暮れてた。



ここ何試合か、前半はそこそこデキていて
「よしよし」とハーフタイムを落ち着いて迎えてるのだけれども
試合が終わってみると しっかり負けてる。ということが続いてる。
何故なんだろ。
何故同じことが続くのか。
終った試合の検証がしっかり行われているのかな?と疑心暗鬼にもなる。


この試合では竹内が早々に負傷交代したことも響いた。
長期離脱にならないことだけを今は祈ってる。



『えすぱリーゼ』専属カメラマンの主人は
好機になりそうなシーンのときだけ カメラを構えてシャッターを切る。
昨日の試合、後半はたった13回のシャッターを切っただけだった。
シーンで言ったら4回分。
シュート1本だけだったもんね。



こういう負け方が一番コタエル。


どうしたらいいんだろう?
どこに向かってるんだろう?



必要以上に、選手たちが自信を失っていませんように。
なかなか勝てない時期は 悪循環を生みがちだけど
暗さに負けないでほしい。


寒かった。いろいろ。
桜も名残り。
あとは暖かくなるだけ、と信じて タメイキに埋もれるのはやめよう。