最多ゴールだって!
あのね、試合の途中で
「で?イマ私が観戦してるのはどこのチームの試合でしたっけ?ぇ?え?」
って びっくりぽっくりあんぐりしながら観たのは初めて。
清水 8−0 群馬
(シラ・テセ2・ゲンキ2・村田2・金子)
8ゴール。
ケチャップどばどばどころか蓋が壊れちゃってるよねもう。
最多ゴール記録タイだそうな。
また少し選手を入れ替えてきた、この試合。
この日、コバさんが選んだ11人。
今いちばんお気に入りのビョンくんが久しぶりのスタメンでテンション上がる。
先制はそのビョンくんのロングパスから。
前半3分、シラ。
シラは2戦連続。
気持ちの良いゴールを決めてくれる。
リッキー以外の全員が歓喜の輪に加わった。
岐阜戦もヴェルディ戦も早い時間で先制して その後も良い時間が15分ほど続いていたのに
追加点が奪えないまま、自分たちでリズムを崩して結果を遺せなかった。
でもこの日は その『奪えなかった追加点』が獲れた。
15分、テセ。
ゲンキのCKからヘッド。
その2分後には ゲンキ。
もうね、どこのチームだっけ?ぇ?え?
と 嬉しいやら困惑するやら頬つねるやら。
みんなイイ顔してる。
この日はもうみんな本当にいい動きをしていて
帰りの車内で誰にMVPをあげるか、とっても迷った。
河井の王様ぶり、竹内の気の利いたプレー、ビョンくんのロングパス、
村田の前への意識の高さと守備のがむばり、
コウくんの粗削りだけどきらりと光るものには目を細める。
選べないよね、みんな良くて。
そんななかでも眩しく輝いてたのは、シラ。
前半40分のプレーにはスタジアム中から感嘆があがった。
長い距離のドリブルから それは村田のゴールに繋がった。
そこにはゲンキの愛あるパスがあったことも忘れずにw
前半だけで4得点 (@Д@;
で?どこのチームだっけ?
夢見心地で迎えたハーフタイムだけど ほら3−0から9分間で追いつかれた経験もしっかりしてるし
そこはあんまりハシャギ過ぎないように、平静を装いつつ でもせっかくの時間を堪能してた。
岐阜戦もヴェルディ戦も 一歩間違えたらこういう試合になってたかもしれない。
そんなことも考えながら。
立ち上がり、大事。
心の中でつぶやきながら始まった後半も ゴールラッシュは止まらなかった。
後半10分。
ゲンキのパスに長い距離を一所懸命走ってきた川口が 必死に伸ばした足に当てる。
ボールはコロコロと無人のゴールへ。
Σ(@Д@;
テセのゴール (^^; 川口、じゃんねんw
次ね、次w
その2分後には6点め。
ゲンキのループ。
ゲンキって本当にシュートの巧い選手だと思う。
そして後半34分、この日生まれたゴールのなかで一番の衝撃はこれだったかも。
村田のミドルループ。
え?まさか?
ウソ?!それ入る? (@Д@;
村田?どうした?中身だれ?←
ドヤ顔w
さらに その直後に村田と交代で投入された金子も初ゴール。
村田&金子の師弟コンビによるハットトリック達成 by村田w
いや、なにしろ物凄いゴールラッシュだった。
エスパって3点くらい獲ると、手を抜く・・・っていうか
試合を終わらせることに専念する。
それは昔から。
だからあんまり大量得点での勝利というのは少なくて
そういうイミでも本当に途中から戸惑ってた。
最後まであきらめない相手チームの闘いぶりが この試合を生んだのかもしれない。
大量得点も嬉しいけれど やっぱり9試合ぶりの完封が嬉しい。
全員が球際で闘ってた。
狙って集中して奪ってた。
奪ったあとも手を緩めなかった。
みんな、本当によく闘ってた。
8ゴールも獲ったのに ひとりもハットトリックを達成できてないところとか
河井は年イチを決めちゃってるので、やっぱりシュート入らないかとか
明るく笑いながら坂道歩くのも、久しぶり。
MVPにこんなに迷うのも、久しぶり。
選手たちはもうしっかり切り替えて 次節に向けての準備を始めてるらしい。
私はまだまだこのお祭り気分に浮かれた時間を堪能する!
順位はひとつしか上がらなかったけれど 得失差を稼いでおくのは良いこと。
さあ、上を向いて歩いて行こう。