劇的勝利

止められない〜!
こんな試合をガツンと魅せてくれるもんだから
サポーターは止められない〜 ヽ(≧Д≦*)ノ

千葉 3−4 清水
     (テセ2・川口・OG)


何年ぶりか、のフクアリ
都内を抜けるのに絶対渋滞しているだろうと思って少し早めに家を出たのに
まったくどこも渋滞していなくて順調にすいすいと到着 (^^;
余った時間でお茶とかねw



勾配がキツくて階段を上るのに息があがるけど
ピッチが見やすくて近くて、好きなスタジアムのひとつ。
あ、相性がイイ気がしてるのも 好きな理由のひとつ。



エスパの関東サポの多さを改めて実感。
アウェイ席は完売で座れなくて立ち見してるヒトだらけだった、ゴール裏。



キャプテンも副キャプテンも離脱ちゅーの非常事態。
キャプテンマークを巻いたのは河井。



コバさんが選んだ、この日の11人。



試合はエスパペースで始まった。
川口がいつもよりも積極的に前を狙う。
コウくんが前節出られなかった悔しさをプレーで示す。
げってぃが 今やれることを手探りしながら、やる。


そんな前半19分。



げってぃがコウくんからのパスに反応してスッと前を向いたんだけど
そこはシュートを打てなくて



詰めていたテセが浮き球を押し込んだ。



先制。


得点直後の5分間を遣り過ごすと、前半27分には川口。



川口はリーグ戦初ゴール!



この日の川口は本当に前への意識が高くて それがこうして結果にも表れて
みんなも嬉しくて楽しくて喜んでいて。



「いやー、やっぱりフクアリって相性がいいんだなぁ」とかぼんやり思いながら
アウェイゴール裏からは時計が全然見えなくてたぶん今前半30分くらい、なフンイキで
それでもう2点取ったよ、でも2−0は怖いスコアだからね的なことも
もちろん交えつつ、川口のリーグ初ゴールに酔いしれてたよ。



その川口がまさかいなくなるとは思わずにね。



前半の後半になると なんとなくエスパの足が止まりだして急に重たくなり
「入り方、ちょっと飛ばしてたかな」なんて思い始めた時間にミスから1失点して
前半をやっとこさっとこ終えると 後半18分には同点に追いつかれる。
「あー、やっぱ2−0は・・・」
なんてお決まりのフレーズが口をつき、ちょっと攻め手が見当たらなくなり
引き分けの勝ち点『1』でもいいかなんて考えがちらつき始めた、後半34分。
川口、一発レッド。
その5分後には相手に勝ち越し弾を決められる。


そこでコバさんの最後のカードの選択は 竹内を下げてボムヨンを投入し、
川口の退場後、急遽右SBに入っていたキャプテン河井を元の位置に戻すことだった。


凄かったよ。
この数分間。
濃すぎて、どうやって書こうか迷うよ。


ロスタイムの表示の準備を始めた、まさしく後半45分。



途中出場のコーヤの気迫のクロスを相手がオウンゴール



試合終了間際に数的不利のエスパが追いついた!


てか、この直後のボムヨンをはじめとする、エスパ戦士を観て!



喜びはあとまわしにしてゴールのなかに転がっていたボールをすぐさま拾い上げると
全員がすぐにポジションに戻っていった。


ここ、トリハダ立った。


諦めていない。
選手たちが狙っているのは、勝ち点『1』じゃない。
ひとり少ないのに、だよ?
しかも全員の想いが一致してる。


ぼわわわっ ←トリハダが全身を走る音


そして ロスタイム5分のうち、4分を消化したとき
その全員の想いが結集した、かのような テセのシュート。



こつん、とポールに当たって それはゴール内に吸い込まれた。



ぎゃーっっっっっ ヽ(≧Д≦)ノ



ぎゃーっっっっっ ヽ(≧Д≦)ノ



ぎゃーっっっっっ ヽ(≧Д≦)ノ



もね、狂喜乱舞。
長年のサポ仲間だろうが知らないヒトだろうが関係なく、狂喜乱舞のハイタッチ。



劇的逆転勝利。



こんなの、そうそう観られないよ。


いや、そんなこと言いながらエスパの数的不利の状況下での勝率は
悪くないことを知っていますけどね。
なんならあとひとり少なくても勝ってるタメシ、ありますけどね。



選手たちも相当興奮したのか、珍しく先発ベンチが輪になって
ピッチでぐるっと回ってた!



相性、やっぱりあるよね。



選手たちには『逞しさ』を魅せてもらった。
あの3点めを獲って追いついた直後のシーンは忘れない。



ただ。
本当は前半30分で2−0としていた試合ならば
そのままのスコアか3−0とか3−1とか、そんなスコアで試合を閉めるべき。
前半の終わりごろから一気に現れた疲労具合も気になるし
できるだけミスをしないでほしいポジションの選手にミスが多かったことも気になる。
劇的な勝利もたまには気持ちが上がっていいけれど
固く勝っても勝ち点は同じ『3』。
お祭りは年に一度で十分。



次はダイラ。
今季をあとから振り返ったとき、この試合が分岐点になったと笑顔で語りたい。
そのためには勝利を。
連勝したい、たくさん。
次はダイラ。
また『逞しさ』を魅せてほしい。