記念ゴール！

勝ちに等しい、そんな言葉がぴったりくるドロー。
歓喜に沸いたスタジアムの雰囲気が　とってもとっても心地好かった。

川崎　２−２　清水
　　　　　（金子・チアゴ）

久々の川崎は残念ながら平日の夜の開催で
駆けつけられるサポは少ないんだろうな、と思っていたのに
到着してみたら　いつもの顔ぶれにいつものように会うとかｗ

ここ数日の暖かさとは違いますよと天気予報のお兄さんに教えていただいてたので
４月に入ってからもまだヒートテックを手放さない。

じっと座って観戦するのには　ちょっと冷えを感じる夜。

何人かを元に戻した、この日コバさんが選んだ１１人。

開始から圧倒的に相手のペースで　ただパス回しに唖然とさせられてた。
そんな７分。
両チーム通じて最初のシュートはエダ！

これ、決めてたら　エダが記録男だったんだけどｗ

実際のＪ１通算２万ゴールが誕生したのは１４分のこと。
ショーマが自陣深い位置でインターセプトするとそのまま持ち上がり
右に開いたテセにパスを出す。
そのテセが入れたクロスに反応したのは　さぼらず走り続けたショーマ！

わっ　空振り！　（＠Д＠；

と思ったら　ファーにきちんと詰めてた金子が！

新婚ホヤホヤ持ってるオトコ金子！！

先制できたことももちろん嬉しかったけど　その瞬間スタンドに沸いた空気は
「２万？これ２万？」というざわざわ感ｗ
慌てて他会場の経過を確認するにも
たぶん会場にいた大勢の皆さんが一斉に確認しに走ったおかげで
なかなかサイトに繋がらなくてドキドキしましたｗ

金子おめ！
辻尾といいテセといい　エスパで記念ゴールを達成してくれて
華やかに話題になって嬉しいなぁ♪

先制＆記念ゴールは叶ったものの、ボール支配率が約２割だった前半を青色吐息で終えて
仕切り直しの後半が始まる。

もう一段階上げてくるのかな？と思ってたけれども
相変わらず、回されるパス。

パスの選択スピードの違いをまざまざと魅せつけられて
半ば呆然としながら試合を観てたんですが
後半１７分に追いつかれ、さらに２８分に逆転を許す。

ときどき繰り出す攻撃はシュートまで持ち込む前に
カットされピッチを大きく使われピンチにさらされる。

そんな敗戦の色が濃くなりつつあった後半のアディショナルタイムの
さらにアディショナルタイム。

途中交代のチアゴが放ったシュートはゴールにするすると吸い込まれていった！

チアゴＪ初ゴール！

ぎゃー！！

もうね、狂喜乱舞ですよ狂喜乱舞！！
たかが引き分けというなかれ。
敗色濃厚な試合終了間際の最後の最後のラストプレーで
リーグ戦出場２試合めの助っ人外国籍選手の来日初ゴールで値千金同点弾ですよっ！

平日のこの日、川崎まで駆けつけたサポが集結したスタンドは
まるで勝利を得たかのような喜びようでした。

それはピッチの選手たちも。

追いつかれたチームと追いついたチーム。
それは同じ勝ち点だけれども　まったく表情が違っていました。

疲労困憊のテセ。

いつも渾身のプレーでチームを引っ張ってくれているカレが
この試合をひたひたと楽しみにしてたことをよく知ってる。

試合終了後にゴール裏に挨拶に向かうのも
少し歩いてはしゃがみ込み　チームメイトのチカラを借りて再び歩き出し、またかがむ。
それほどこの試合に懸け、存分に闘い、すべてを出し切ってた。

２万ゴールに沸き立つ撮影会にもキチンと花を添え
エスパサポにもしっかり挨拶を終えたあと、

ゆっくりと足を運んだのは

かつて共に闘った戦友たちのもと。

こんなに大きく逞しく成長した姿を魅せることができて良かったね、テセ。

劇的な結果で勝ちに等しい歓喜を味わえました。
そのあと普段は取り上げてもらえないようなニュースでも
何度も２万ゴール目と劇的同点弾と笑顔の金子のインタビューが♪
繰り返し繰り返し金子の笑顔が映し出されるたび
「お、追いついてくれてて良かったぁ　（＠∀＠；」と
変な安堵感もあったりｗ

ここ２試合の勝ち点『１』ずつはきっと終盤に利いてくる。
終了間際の得点が続いてることも　最後まで戦えている証拠。

次に繋がる。
繋げなくちゃ。

今季初県外アウェイからの帰路は楽しさと決意と覚悟を新たにした帰り道デシタ。