ホーム4連勝ならず

ぐうの音も出ない。
そんな完敗だった。

清水 1−4 柏
 (ショーマ)


水曜日に比べれば日差しがないぶん、マシだけど
じっとりとかく汗に活力を奪われていく気がする。



つい4日前に試合をしたばかりの選手たちの体力と集中力を想う。



出場停止開けのミツを戻して エダを右にデュークを左に金子を中央に。



コーヤ、悔しいだろな。


スタメンを確認したときの第一印象は、それ。
でも 手持ちの駒を考えたとき、切り札としてベンチに置いておくのは
今はコーヤしか思い浮かばない。


コーヤ、悔しいだろな。
そのぶん出場した時にはやってやれ!


そんな歪を生む、相変わらずの台所事情の苦しさから始まった前半。
きりりと締まったイイ内容だったと思う。失点するまでは。
ミツとタケの距離感がすごく良い。
前節でのエダのボランチのデキがイイ具合に相乗効果をもたらしてるのかも。
スタジアムの雰囲気もアツくて心地よい緊張感のなかで楽しく観てた。失点するまでは。


せっかくこんなふうにイイ入り方をしたときに 先に失点するのは避けたかった。
前半残り僅か、という時間帯も勿体ないし それ以上に勿体ない失点のしかただった。


でも。
結局 45分しかもたなかったのかも、とも思う。


何度も何度も大きく逆サイドにふられ、ピッチを広く使われ、裏を狙われ続け
観ていた以上に走らされていたんだと思う。


せめてもの、のショーマの一矢。



胸トラからの股抜き。



水曜日と違ったのは「よし!ここから!!」という雰囲気に思ったほどならなかったこと。



直後にデュークが交代で下がってしまったのも痛かったかも。
守備に攻撃に先陣きってくれてたので そこでひとつ、手を失ってしまった。



しっかりと穴を狙われ、弱点を突いてくる。
そして決定機を外さない。
そんな相手のまえでは なす術もなかった。



こんなカタチで回ってきた、ちかし初登場。



なんとかしようとする姿はベテランらしくて 頼りになる。


ただそのころには エスパの選手たちの足はすっかり止まってしまっていた。



完敗。



悔しいとか呆れるとか悲しいとかじゃなく、ぐうの音も出ない。
そんな完敗。



とはいえすぐに怪我人が大挙戻ってくるワケでもない。
今いる選手でなんとかしなくちゃ。
ハセユウの姿に心打たれながら みんなで乗り越えていかなくちゃ。


次は1週間空いて、アウェイ。
修正と反復と。
フンバリドコロはまだまだ続く。